勅使川原三郎版『羅生門』

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勅使川原三郎版『羅生門』
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タイムアウトレビュー

ダンスシーンにおいて孤高の魅力を発し続ける勅使川原三郎(てしがわら・さぶろう)が率いる、KARASによるダンス公演。勅使川原はこれまでも文学作品に着想を得た作品を精力的に手がけており、今回は芥川龍之介作『羅生門』を取り上げる。

やはり見逃せないのは、勅使川原をして「世界最高のダンサー」と言わしめ、今やKARASの舞台には欠かせない存在となっている佐東利穂子だろう。さらに、ジョン・ノイマイヤー振付『ニジンスキー』での怪演が評判を呼んだハンブルク・バレエ団のアレクサンドル・リアブコの出演がかなった点もダンスファンにはうれしい。宮田まゆみによる笙(しょう)の生演奏も舞台に彩りを添えてくれる。

普段コンテンポラリーダンスにはなじみがないという人でも、「文学好き」「芥川好き」であれば観ておきたい作品だ。2021年8月21日(水)には、愛知県芸術劇場 大ホールでも上演を予定。

※愛知公演の詳細はこちら

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イベントのウェブサイト
www.geigeki.jp/performance/theater280/
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