フェスティバル / トーキョー 11

  • ステージ
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タイムアウトレビュー

トーキョー発、舞台芸術の祭典、フェスティバル / トーキョー(F/T)。池袋エリア(自由学園明日館 講堂、にしすがも創造舎、西武池袋本店 4階まつりの広場シアターグリーンあうるすぽっと)をメイン会場に、湾岸エリア(豊洲公園西側横 野外特設会場、都立夢の島公園内 多目的コロシアム)、埼玉エリア(彩の国さいたま芸術劇場)でも公演が行われる。


F/T11は、劇場というハードから物理的かつ確信犯的に脱出することによって、その場固有の景観や社会的・歴史的文脈から構想された野外劇3演目で幕を開ける。F/T11オープニング作品の委嘱を受けた飴屋法水とロメオ・カステルッチは、宮澤賢治の言葉から自由にそれぞれ発想し、「夢の島」という特異な磁場で、地面と天空、自然と人工物、過去と未来をつなぎ、1000人もの観客を共振させる一夜を出現させる。ラジカルな手法で演劇の臨界点に挑み続けるルネ・ポレシュは、ドイツのルール工業地帯で考案された野外劇を、東京・豊洲の空地へと再インストールし、都市と郊外の風景を批評的に捉えながら現代社会の矛盾を告発する。野外劇の雄、維新派は、20年ぶりとなる東京での野外公演をデパートの屋上で敢行、21世紀の都市、東京・池袋の風景画を新たに再構成する。これら 3つの野外劇は、都市のドラマトゥルギーを味方につけながら、そこに生きる私たちのリアルをも映し出してくれるだろう。

詳細

イベントのウェブサイト
www.festival-tokyo.jp/en
住所
営業時間
Sept 16-Nov 13
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