WALLS IN N.Y.C./猪熊弦一郎

  • アート, 写真
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タイムアウトレビュー

画家の猪熊弦一郎が、1950年代から60年代のニューヨークで撮影していた写真を展示する展覧会。若いアートファンには、香川県丸亀市にある猪熊弦一郎現代美術館でも親しまれている猪熊は、日本で藤島武二、フランスでアンリ・マティスらの薫陶を受けた後、立ち寄ったニューヨークに魅了され、その後およそ20年間の活動拠点とした。その間に35mmカラーポジフィルムで撮影していた、壁の落書きやポスターの剥がし跡などの写真57点を収録した、猪熊初の写真集『WALLS IN N.Y.C.(ニューヨークの壁)』が、画家が逝去し四半世紀近くたつ2017年1月に猪熊弦一郎現代美術館から刊行された。同書の関連展示となる本展では、写真集には掲載されなかったものも含め、保管されていたすべての写真154点が展示されている。画家を魅了した「グラフィティアート以前」の落書きを楽しんでほしい。なお、4月21日(金)には、同書の写真を編集した鈴木理策と、デザインを担当した黒田益朗のトークも開催。

詳細

イベントのウェブサイト
utrecht.jp/?p=21742
住所
価格
入場無料
営業時間
12時00分〜20時00分
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