UNTITLED RECORDS Vol. 10

写真家北島敬三による連続写真展『UNTITLED RECORDS』の10回目。1991年のソ連崩壊以降、「目の前の現実が突然、別なものに姿を変えてしまうような経験」をするなかで、現実とメディアから侵入してくるイメージとを区別することが極めて困難であることを改めて実感した北島。本シリーズでは、こうした時代の視覚資料となることを目的に、日本各地を巡り撮影した作品の展示と写真集の発行を行っている。