THE STREET WITH NO NAME

  • アート, 写真
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タイムアウトレビュー

神保町にあるテラススクエアにて、毎回一人の現代写真家を取り上げる展示プロジェクト『TERRACE SQUARE PHOTO EXHIBITION』が始まる。初回を飾るのは、1978年生まれの写真家、高橋マナミ。会社員生活を経て、20代後半に写真を始めた高橋は、ホンマタカシに師事し、鋼材加工工場にレンズを向けた写真集『TRILL』を2014年に刊行。近年は『庭園美術館へようこそ』『東京旧市街地を歩く』『ニクキュー#22』など、活躍の場を広げる注目の写真家だ。本展では、独立して間もない2012年に滞在したヨーロッパでのストリートスナップが展示される。タイトルの「THE STREET WITH NO NAME」は、彼女がイギリスの街で実際に目にした標識から取ったもの。いつも明確なテーマを据えて作品を撮るという高橋は「スナップが作品になるという感覚がなかった」と話すが、人の行き交うオフィスビルの1階ロビーに、彼女の心象風景が映し出された「私写真」が並ぶ様は、不思議な美しさがある。なお、作品購入の問い合わせは、同企画を手がける五割一分まで。

詳細

イベントのウェブサイト
www.facebook.com/events/1534593246831163/
住所
価格
入場無料
営業時間
8時00分~20時00分/定休日は土・日曜・祝日・12月30日〜1月3日
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