「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容

  • アート
  1. 「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄
    画像提供:千葉市美術館大辻清司《無言歌》1956年 千葉市美術館蔵
  2. 「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄
    画像提供:千葉市美術館牛腸茂雄《幼年の「時間」1》1980年頃 新潟市美術館蔵
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タイムアウトレビュー

1930年代に「前衛写真協会」の設立に関わった美術評論家の瀧口修造と美術家の阿部展也、写真家の大辻清司と、大辻の愛弟子だった牛腸茂雄。彼らの活動や作品群から、半世紀にわたる日本の前衛写真史を読み解く企画展が、「渋谷区立松涛美術館」で開催。

本展は全3章で構成。第1章で1930~40年代、瀧口と阿部によって注目された前衛写真の流れを俯瞰し、2章で戦後に写真家として活動を始めた大辻が前衛写真の復活と転調に寄与した1950~70年代を、3章では牛腸が捉えた1960~80年代の作品群を紹介する。

会期中は、若手写真家の木村和平とともに、渋谷の街でスナップ撮影を行うワークショップや、牛腸をテーマに佐藤真が監督したドキュメンタリー映画「SELF AND OTHERS」の上映会なども予定されている。

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イベントのウェブサイト
www.ccma-net.jp/exhibitions/special/23-4-8-5-21/
住所
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