重要文化財の秘密

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  1. 初代宮川香山 《褐釉蟹貼付台付鉢》 重要文化財   1881(明治14)年 東京国立博物館蔵 通期展示
    画像提供:TNM Image Archives初代宮川香山 《褐釉蟹貼付台付鉢》 重要文化財   1881(明治14)年 東京国立博物館蔵 通期展示
  2. 原田直次郎 《騎龍観音》 重要文化財     1890(明治23)年 護国寺蔵(東京国立近代美術館寄託) 通期展示
    画像提供:東京国立近代美術館原田直次郎 《騎龍観音》 重要文化財 1890(明治23)年 護国寺蔵(東京国立近代美術館寄託) 通期展示
  3. 岸田劉生 《麗子微笑》 重要文化財     1921(大正10)年 東京国立博物館蔵 4月4日~5月14日
    画像提供:TNM Image Archives岸田劉生 《麗子微笑》 重要文化財 1921(大正10)年 東京国立博物館蔵 4月4日~5月14日
  4. 狩野芳崖 《悲母観音》 重要文化財   1888(明治21)年 東京藝術大学蔵 4月25日~5月8日
    画像提供:東京国立近代美術館 狩野芳崖 《悲母観音》 重要文化財   1888(明治21)年 東京藝術大学蔵 4月25日~5月8日
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タイムアウトレビュー

明治以降の絵画と彫刻、工芸から、重要文化財に指定された作品のみを展示する展覧会が、竹橋の「東京国立近代美術館」で開催。

重要文化財とは、日本国内にある建造物、美術工芸品、考古資料などの中で、歴史上・芸術上の価値の高いもの、または学術的に価値の高いものを、文部科学大臣が定めたもの。1950年に公布された文化財保護法に基づいており、特に優れたものが国宝に指定されるが、明治期以降の作品ではまだ指定されていない。

多くの作品は現代から見れば傑作であっても、発表された当時は誰も見たことのない新しい表現だったため、物議を醸し、問題作と言われたこともあったという。問題作が、なぜ傑作になり得たか。評価の変遷をたどる本展は、近代美術の魅力の再発見に加えて、現代アートを見る上でも多くの示唆に富むだろう。

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イベントのウェブサイト
jubun2023.jp/
住所
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