Re: play 1972/2015 ー「映像表現 '72」展、再演

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タイムアウトレビュー

1972年、京都市美術館でわずか6日間のみ開催された映像展『映像表現 ’72』を「再演」する試みが、東京国立近代美術館にて始まっている。映画館やホールでの上映ではなく、展覧会形式で複数の作家の映像作品を発表した国内初の展覧会となった同展には、柏原えつとむ、河口龍夫、彦坂尚嘉、山中信夫など多くの作家が出展していた。今回の「再演」にあたっては、会場図面や記録写真、カタログ、展評、出品作家の記憶などから、会場面積や機材の種類、配置など、あらゆる要素をできる限り正確に割り出したという。1960年代後半から1070年代前半の、美術界のみならず社会全体が熱気を帯びていた時代の、先駆的な展覧会の残響を聴きとることができるだろう。会期中には、松本俊夫作品などの16mmフィルム上映を行う日もあるのでオフィシャルサイトからチェックしてほしい。

詳細

イベントのウェブサイト
www.momat.go.jp/am/exhibition/replay/
住所
価格
一般900円、大学生500円
営業時間
10時00分〜17時00分(金曜日は20時まで)/入館は閉館の30分前まで
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