ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ

  • アート
  1. Abstraction at Artizon Museum
    Photo: Lim Chee Wah
  2. ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ
    Photo: 公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館フランティセック・クプカ《赤い背景のエチュード》1919年頃【新収蔵作品】石橋財団アーティゾン美術館蔵
  3. ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ
    画像提供:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館ポール・セザンヌ《サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール》1904-06年頃、石橋財団アーティゾン美術館蔵
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タイムアウトレビュー

20世紀ほど、絵画における表現が多様かつ複雑に変化していった時代はないだろう。19世紀に写真の技術が生まれ、それまでの大きな役割を失った絵画。当時の画家たちは、突きつけられたその大問題から、風や光を描く「印象派」を生み出した。

ポール・セザンヌは、そこに伝統的な絵画の技法を重ね合わせようと試行錯誤を続ける。作品がなかなか評価されない時代が続くも、彼の死後、パブロ・ピカソやジョルジュ・ブラック、アンリ・マティスらに与えた影響は計り知れない。わずか50年の間で、写実表現から色彩を解放したフォーヴィズムと、形を解放したキュビズム、そして抽象絵画の誕生につながっていく。

印象派から抽象絵画まで、豊富で良質なコレクション群で構成される本展は、まさに「アーティゾン美術館」だからこそ企画・開催できる展覧会だ。

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イベントのウェブサイト
www.artizon.museum/exhibition/detail/557
住所
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