舞台空間を日常の中に出現させることで舞台芸術の拡張を提唱してきたアンチボディーズ・コレクティブ(ANTIBODIES Collective)による公開パフォーマンスが、京都市の北河原市営住宅で開催。
アンチボディーズ・コレクティブは「抗体(ANTIBODIES)」の名前が示す通り、個人と社会の関係性を変え、それぞれが「心と体」の問題と向き合うことを目指している。これまでも芸術家、技術者、教育者などさまざまな分野のスペシャリストが協同でパフォーマンスやイベント、アウトリーチなどを行ってきた。
今回は城崎国際アートセンターのレジデンスプログラムで制作した映像作品を発展させ、京都でも撮影を行うほか、音楽、美術、映像などがコラボレーションした公開パフォーマンスを予定。
クリスチャン・マークレイとの世界ツアー演出を担当したカジワラトシオ、ダンスパフォーマンスグループDance Company BABY-Qを主宰していた著名なダンサーの東野祥子など、見逃せない顔ぶれがそろっており、一見の価値がある公演となるだろう。