黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部-美濃の茶陶

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タイムアウトレビュー

織部や志野をはじめとする岐阜県の美濃のやきものを特集した展覧会が、サントリー美術館で開催されている。

茶の湯のやきもの「茶陶」として非常な人気を博した美濃焼だが、「黄瀬戸」や「瀬戸黒」の名前に残る通り、長らく愛知県瀬戸で焼かれていると考えられていた。古志野の再現を目指した20世紀を代表する陶芸家の一人、荒川豊蔵が陶片を発掘したことにより、1930年になってようやく志野が美濃で焼かれたことが明らかになる。

本展では、いわゆる近代数寄者旧蔵のものなど、個人蔵作品も多数展観しており、個性的で生き生きとした美濃焼の魅力が大いに感じられる精力的な展示となっている。会期中展示替えあり。

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イベントのウェブサイト
www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2019_4/
住所
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