毎年、夏にはスタジオジブリの企画協力のもと、アニメーションに関連する企画展を開催してきた東京現代美術館。記念すべき10回目を迎える2012年は、「特撮」をテーマにした展覧会が開催される。題して「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」。
『エヴァンゲリオン』シリーズをはじめ、数々の作品でファンを魅了してきた監督・庵野秀明。その創作活動の原点であり、多大な影響を与えてきたのが、幼少期からこよなく愛してきた「特撮」だった。この展覧会では、庵野秀明が“館長”となって「博物館」を立ち上げた、というコンセプトのもとで開催。会場では、数々の映画・TVで活躍したミニチュアやデザイン画などさまざまな資料約500点を一堂に集めて展示し、それらを担ってきた作り手たちの技と魂を伝える。