不動前に新しくオープンするギャラリー、リー サヤ(LEE SAYA)の最初の展覧会として、1984年生まれのアーティスト須賀悠介の個展が開催。
須賀はSFや科学哲学などを参照し、立体作品をベースに、日用品を用いたオブジェや3DCGの映像作品などを制作している。ニューヨークやベルリンをはじめとした国内外のグループ展に出展しているほか、美術批評家の花房太一の呼びかけのもと結成された「CANCER」にも伊東宣明やHouxoQue(邱和宏)らとともに参加している。新たなギャラリーの門出にふさわしい実験的な展覧会を期待したい。