常にセンセーショナルな話題を振りまき、社会の注目を集め続けてきた写真家、荒木経惟の展覧会。タイトルの「往生写集」は、平安時代の僧侶の源信が著した仏教書『往生要集』(985年)から想を得た荒木自身による造語だ。豊田市美術館(2014年4月22日〜6月29日)、新潟市美術館(2014年8月9日〜10月5日)、資生堂ギャラリーの3館合同で開催する企画展である本展は、それぞれに異なるサブタイトルと出品作で構成されており、2009年の前立腺癌の発症と摘出手術、その後の愛猫チロの死や東日本大震災の経験などが、荒木に自らの「死=往生」を意識させたことにより実現した。最終開催地の資生堂ギャラリーでは、「死=往生」から「再生」に向かっていく、荒木の現在の心境を捉えた作品を中心に、本展のために撮り下ろした『銀座』も展示される。
荒木経惟 往生写集 -東ノ空 PARADISE
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タイムアウトレビュー
詳細
- イベントのウェブサイト
- www.shiseidogroup.jp/gallery
- 住所
- 問い合わせ
- 03 3572 3901
- 営業時間
- Oct 22-Dec 25 2014 11時00分〜19時00分(日曜日、祝日は18時まで)
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