芳年と国周 ー風俗三十二相と見立昼夜廿四時之内

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タイムアウトレビュー

明治時代を代表する浮世絵師、月岡芳年と豊原国周の美人画にフォーカスした展覧会。「血まみれ芳年」の二つ名で呼ばれるなど、無惨絵で有名な芳年だが、実際は歴史絵や役者絵をはじめ様々な分野で独特の画風を見せる。美人画の代表作『風俗三十二面相』は、女性たちが見せる多彩な表情をテーマとした作品。江戸時代の浮世絵には見られない、豊かな表情の表現が芳年らしい。一方、国周の『見立昼夜廿四時之内』は、「午後六時」「午前十一時」などを題に、身分や職業の異なる女性たちの行動が、各時間に沿って描かれている。そのほか、2人の師にあたる歌川国芳や三代歌川豊国(国貞)、芳年門下の水野年方、国周門下の楊洲周延らの作品も展観され、幕末から近代への美人画の流れが紹介される。

詳細

イベントのウェブサイト
www.ukiyoe-ota-muse.jp/index.html
住所
営業時間
Feb 1-25 10時30分〜17時30分 ※入館は閉館の30分前まで
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