篠田桃紅 昔日の彼方に

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タイムアウトレビュー

1913年生まれ、104歳になった現在も精力的に活動を続ける作家、篠田桃紅の展覧会が菊池寛実記念 智美術館にて開催されている。書家として経歴をスタートさせた篠田は、「墨象」と呼ばれる前衛書道が登場する時代、既存の筆法や書風を超え墨線による抽象の可能性を追求し、国内外で高い評価を得た。抽象表現主義の花開く1950年代のニューヨークにも滞在し、数多くの個展を開催。ジャクソン・ポロックを世に知らしめたベティ パーソンズ ギャラリーでも、帰国後の1965年に初個展が実現した。近年では作品のみならず、随筆などの活動を通して、その生き方にも大きな注目が集まっている。本展では、書、抽象画、リトグラフなど旧作から最新作まで約50点が展観される。

詳細

住所
価格
一般1,000円、学生800円、高校生以下500円
営業時間
11時00分〜18時00分(入場は閉場の30分前まで)
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