空想製本屋「本の庭、庭の本」

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タイムアウトレビュー

空想製本屋による手製本リトルプレス『庭の本』の展覧会が、国立市のギャラリーにて開催されている。この美しい書物たちは、紙を綴じて製本することはもちろんのこと、使用する紙や糸を染める工程も、庭で育てている草木など身近な素材を用いて空想製本屋の本間あずさ自らの手で行われている。2年にわたって制作されてきた同シリーズだが、『庭の本 冬』が刊行され、春夏秋冬すべての作品が揃った。春には椿、夏にはミントなど、四季折々の草木から染められた本たちは、綴じ方や造本も季節により異なった表情を見せる。紙面には、古典から近代までの季節を詠んだ和歌や俳句、詩などが綴られており、本全体から四季に彩られた庭の空気が匂い立つ。『庭の本』のほか、制作過程を収めた写真集も展示販売されている。

詳細

イベントのウェブサイト
honno-aida.com/2017/01/12/honnoniwa/
住所
価格
入場無料
営業時間
12時00分〜19時00分
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