生誕110年 片岡球子展

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タイムアウトレビュー

戦後の日本画界において圧倒的な存在感を放った片岡球子の生誕110周年展が、国立近代美術館で開催されている。2008年に急性心不全により逝くまで、100歳を超えても現役で絵筆を持ち続けた片岡は、その作品においても隅々まで生命力をみなぎらせていた。その鮮烈な色彩や大胆な造形、力強い筆致は海外からの評価も今なお高い。本展では、代表作によって球子の画業が紹介されるともに、遺されたスケッチ、資料類もあわせて展示される。とりわけ、ライフワークともいうべき、歴史上の人物を片岡独自の感覚で描き出す『面構(つらがまえ)』シリーズから、室町幕府の足利一族に材を取った第1作目をはじめ、数々の名作が展観されているのも見逃せない。

詳細

イベントのウェブサイト
tamako2015.exhn.jp
住所
営業時間
Until Sun May 17 2015 10時00分〜17時00分(金曜日は20時まで) ※入館は閉館30分前まで
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