没後50年 河井寬次郎展 ―過去が咲いてゐる今、未来の蕾で一杯な今―

  • アート
広告

タイムアウトレビュー

日本を代表する陶芸家、河井寬次郎(かわい・かんじろう)の没後50周年展。1890年生まれの河井は、窯元に弟子入りするのではなく、東京高等工業学校の窯業科で陶芸の科学的研究を行うなど、新しい陶芸の世代を切り開いた。その後は、柳宗悦(やなぎ・むねよし)らとともに民藝(みんげい)運動もけん引し、実用を重んじた作品から、独創的な造形表現を追究した作品まで、幅広い創作活動を行った。本展では、河井寬次郎記念館所蔵作品を中心に、陶芸作品はもちろんのこと、木彫や書、調度類なども紹介し、河井の仕事の全ぼうに迫る。東京高等工業学校の頃からの生涯の友、濱田庄司(はまだ・しょうじ)の没後40周年展も、8月26日(日)まで世田谷美術館にて開催。

詳細

住所
価格
一般1,000円、学生700円、高校生・中学生500円、小学生以下無料
営業時間
10時00分〜18時00分(入館は閉館の30分前まで)
広告
関連情報
関連情報