池田龍雄「函の宇宙」

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タイムアウトレビュー

「戦後アヴァンギャルド世代」の画家、池田龍雄の展覧会。1940年代より、花田清輝や岡本太郎らによるアヴァンギャルド芸術研究会に参加し、一貫して前衛的な創作活動を行ってきた池田は、1950年の朝鮮戦争を契機に社会性の強い「ルポルタージュ絵画」も描くようになる。特に、石川県での米軍による試射場建設の反対闘争を描いた『網元』は、1954年の『読売アンデパンダン』で大きな注目を浴びた。本展では、1990年代以降に制作された箱型の作品を中心に約20点が展観される。2010年の山梨県立美術館での回顧展を皮切りに再評価の機運が高まっている池田の近作を観る好機となっている。

詳細

住所
価格
入場無料
営業時間
10時30分〜18時30分
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