江戸の宮廷文化と遠州・仁清・探幽

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タイムアウトレビュー

戦乱の世が終わった江戸時代初期の寛永年間(1624〜44年)を中心に花開いた「寛永文化」に焦点を当てた展覧会。京都では宮廷や町衆などにより、和歌などの古典文芸の復興に力が入れられ、上品で優雅な価値観が重視された。「洗練された優美さ」などを意味する「雅(みやび)」は、この時代のキーワードだ。一方で、江戸においても、武家を中心として新しい時代にふさわしい美意識が醸成されていく。本展では、とりわけ、茶の湯の小堀遠州(こぼり・えんしゅう)、陶芸の野々村仁清(ののむら・にんせい)、絵画の狩野探幽(かのう・たんゆう)の3人を中心に取り上げる。「雅」を担った宮廷文化と新時代の美意識が、最先端の芸術として結実していく様子を知ることができるだろう。

詳細

住所
価格
一般1,300円、学生1,000円、中学生以下無料
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