「水の三部作 2」アブラハム・クルズヴィエイガス展

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タイムアウトレビュー

ガブリエル・オロスコ主宰の『Taller de los Viernes(金曜のワークショップ)』にも参加していたメキシコシティのアーティスト、アブラハム・クルズヴィエイガスの個展が、銀座メゾンエルメスのフォーラムにて開催されている。セルフビルドの建築やメキシコシティの無秩序な街並みに影響を受けたクルズヴィエイガスは、ファウンドオブジェの手法で、訪れた土地のローカルな素材を作品に取り入れ、単体のオブジェから大規模な建築的インスタレーションまで多岐にわたる制作を行ってきた。近年ではイギリスのテートモダンでの個展開催のほか、『ドクメンタ13』や『第50回ヴェネチアビエンナーレ』、『第9回光州ビエンナーレ』などの国際展にも参加している。日本では2014年にも滞在制作を行っているクルズヴィエイガスだが、「メタボリズム」やイサム・ノグチの家具にインスピレーションを受けた新作インスタレーションを発表している本展にも注目してほしい。

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入場無料
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