浮世絵を数多く蔵する太田記念美術館の、新春を祝う展覧会。江戸の名所と美人をテーマに珠玉の版画が紹介されるほか、新収作品である鳥山石燕の『鶏図』も初披露。武家屋敷が広がる霞ヶ関や、商人や買い物客で賑わう日本橋、参拝や遊興に老若男女が訪れる浅草など、特徴的な町並みや、それを背景とした女性たちの姿は、浮世絵師たちにとって魅力的な題材として多く描かれてきた。本展では、渓斎英泉や歌川国貞、歌川広重など江戸後期を代表する絵師たちによる、江戸の名所と美人を描いた名作が展観される。また、鳥山石燕の『鶏図』は、すでに同館が所蔵していた2幅の『鶏図』と三幅対をなす作品で、本展が3幅揃った状態では初展示となる。
新春太田コレクション展
広告
タイムアウトレビュー
詳細
広告
関連情報
関連情報
Discover Time Out original video