幽霊画展

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  1. 幽霊画展
    Photo: Zoshian
  2. 幽霊画展
    画像提供:全生庵
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タイムアウトレビュー

落語中興の祖、三遊亭圓朝が遺した幽霊画コレクションを披露する展示会が谷中にある「全生庵」で開催。同展では、江戸末期から明治にかけて活躍し、「牡丹燈籠」「真景累ケ淵」「死神」など、多くの名作落語を創作した三遊亭圓朝が、怪談創作の参考に収集していた幽霊画を公開する。

例年夏に行われている展示会で、毎年30〜35幅ほどを少しずつ架け替えているという。コレクションには日本画の大家、円山応挙の作と伝えられる、白い着物を着た女の幽霊が描かれた「幽霊画」が含まれる。幽霊の娘に恋をする落語「牡丹灯籠」や、父の仇を討つ復讐もの「怪談乳房榎」を描いた作品も収められている。

暑い夏は、描かれた幽霊たちの持つ背景に思いを馳せ、さまざまな思いを抱いてみては。

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イベントのウェブサイト
zenshoan.com/yuureiga_goaisatsu/
住所
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