大震災、大津浪以降の東北沿岸部を見つめ続けてきた2人のアーティスト、小森はるか+瀬尾夏美の展覧会。まだ学生だった2011年4月に初めて東北の沿岸部を訪れて以降、2人は同地の人々との交流を生活の中心に据え、2012年春には岩手県沿岸南部に位置する陸前高田市に拠点までもを移した。陸前高田の人たちの声を聞き、風景を見て感じたものを、写真やドローイング、そして言葉を通じて表現してきた。その真摯な態度から生じた誠実な言葉やイメージは胸を打ち、あまりに大きく扱いづらい災害や生活について考えるための1つの方法を確かに与えてくれる。本巡回展は2014年冬に発表された『波のした、土のうえ』という作品群の展示を軸にしつつ、現在までの新たな風景も取り込まれている。会場のあるお茶ナビゲートは火曜定休だが、展示スペースのGallery蔵は定休日なし。会期中はお茶ナビゲートにてトークイベントなども開催される。
巡回展「波のした、土のうえ」in東京
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タイムアウトレビュー
詳細
- イベントのウェブサイト
- komori-seo.main.jp/blog/2016/06/22/tokyo/
- 住所
- 問い合わせ
- 03-3525-4190
- 価格
- 入場無料
- 営業時間
- 11時00分〜19時00分(土・日曜・祝日は10時30分〜18時30分)
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