和巧絶佳展 令和時代の超工芸

  • アート
  1. 和巧絶佳展 令和時代の超工芸
    橋本千毅 《 花蝶螺鈿蒔絵箱 》 2018年 個人蔵 
  2. 和巧絶佳展 令和時代の超工芸
    山本茜 《 截金硝子香合「無我」》 2016年 個人蔵 ©T.MINAMOTO 
  3. 和巧絶佳展 令和時代の超工芸
    新里明士 《 光器 》 2019年 Yutaka Kikutake Gallery 
  4. 和巧絶佳展 令和時代の超工芸
    深堀隆介 《 四つの桶 》 2009年 毓繡美術館、台湾
  5. 和巧絶佳展 令和時代の超工芸
    髙橋賢悟 《 flower funeral -cattle- 》 2017年 個人蔵 撮影:橋本憲一
  6. 和巧絶佳展 令和時代の超工芸
    舘鼻則孝 《 Heel-less Shoes 》 2014年 個人蔵 ©2020 NORITAKA TATEHANA K.K.
  7. 和巧絶佳展 令和時代の超工芸
    見附正康 《 無題 》 2019年 オオタファインアーツ ©Masayasu Mitsuke ; Courtesy of Ota Fine Arts
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タイムアウトレビュー

工芸的な作品によって現在最も注目を集めている1970年以降に生まれた12人の作家を紹介する展示が、パナソニック汐留美術館で開催。

展覧会タイトル『和巧絶佳』は、現在の日本における工芸的な作品の三つの傾向である日本の伝統文化の価値を問い直す「和」の美、手わざの極致に挑む「巧」の美、工芸素材の美の可能性を探る「絶佳」を組み合わせている。

この三つのカテゴリーに従って、安達大悟、池田晃将、桑田卓郎、坂井直樹、佐合道子、髙橋賢悟、舘鼻則孝、新里明士、橋本千毅、深堀隆介、見附正康、山本茜といった若手作家の作品が展示される。9割の作家が本展のために新作を制作する点も注目。経験を重ねて技術に磨きがかかる作家の最新の表現を目にすることができるからだ。

映像やデジタル技術を駆使する若手作家が多い中、人の手による表現の素晴らしさを再確認させてくれる意欲的な展示だ。じっくり眺めて、うっとりしよう。

詳細

イベントのウェブサイト
panasonic.co.jp/ls/museum/exhibition/20/200718/
住所
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