FUJIFILM SQUARE写真歴史博物館で、異色の写真家と呼ばれた2人のアーティストを特集した展覧会『「覚醒する写真たち」 今 道子 + 佐藤時啓』が開催。
1950年代後半生まれの両者は、写真以外の美術から転じて写真表現に行き着いたという点でも共通している。本展の第1部では『蘇生するものたち』というタイトルで、今道子の初期から現在までの作品を紹介する。魚や果物、衣類などを用いてオブジェを制作し、自ら撮影して印画紙に焼き付けるという独自のスタイルから生まれた魅惑的なイメージを堪能してほしい。