3年前に自宅で首吊り自殺を図り、奇跡的に一命を取り留めたある一人の男性を追っている写真家、丹羽理による写真展「再生」が、銀座リコーギャラリー RING CUBEで開催される。男性は一年間の休養を経て、もう一度生きていくことを決断した。日本では年間の自殺者数が3万人を超すというが、これは実体のないただの数字でしかない。一度は絶望した社会の中を再び歩きはじめた男性の姿を通して、3万人という数字の背後に隠れたひとつひとつのドラマに目を向ける機会となるだろう。
丹羽理写真展「再生」
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