Wim Crouwel 展では、Wim Crouwelが1960年代に手がけたポスター約10点と、グラフィックデザイナーの田中義久とsemitransparent designによる、Wim Crouwelがデザインしたフォント『Stedelijk』を使用した、モニターで生成されるDigital Clockを展示。
それに加え、Wim Crouwelのデザインしたタイプフェイスを使い、購入者の選んだ文字列が印刷されるオリジナルトートバッグの受注販売も行われる。会場では、展覧会に合わせて制作したカタログを先行販売する。
Wim Crouwel
1929年 フローニンゲン生まれ。
1953年 アムステルダム芸術アカデミー卒業後、デザインの仕事に携わる。
1956年 Edy de Wildeがディレクターを務めるVan abbemuseum Eindhovenの仕事をスタート。Edy de WildeがAmsterdam Stedelijk Museumのディレクター就任に伴い、同美術館のデザイナーを務める。
1963年 Benno Wissing、Friso KramerらとTotalDesignを設立。PTT(Dutch State Post, Telegraph & Telephone Company)やRabobank、Rotterdam Municipalityなどオランダ国内の企業のためのデザインや、1970年の大阪万博オランダ館のグラフィックデザインなどを手がける。Delft UniversityやErasmus University Rotterdamの講師など、教育にも力を注ぐ。
1993年 フリーランスのデザイナー、コンサルタントとしてアムステルダムを拠点に活動。