日本とポーランドの国交樹立100周年を記念して、ポーランドの1970年代以降の美術を、女性作家と映像表現の在り方に注目して紹介する展覧会が開催される。
東西冷戦下にあった共産主義の時代から、1989年の東欧民主化革命、EU加盟とともに急激に押し寄せるグローバル経済と、目まぐるしい変化を遂げたポーランド。激動の時代は数多くの先鋭的な芸術表現を生んできた一方で、女性たちの活躍はこれまで十分に語られてこなかった。
本展ではポーランド国内外の研究者やキュレーター、関連機関との連携交流を通じて、ポーランドの1970年代からの美術の歩みを、その時代背景を踏まえながら新たな視点で読み解く。会期中は、ギャラリートークや講演会なども多数開催予定。