ペーテル・エドベシュの室内楽

  • 音楽
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タイムアウトレビュー

武満徹作曲賞審査員として来日するペーテル・エトヴェシュの室内楽を特集する演奏会。 2部構成となっており、第1部では作曲家本人によるトークを、 第2部の演奏会では、エトヴェシュの最初のオペラ作品『Harakiri』をはじめとする5作品の日本初演を行う。同曲は、1970年にシュトックハウゼンに率いられ大阪万博ドイツ館のアーティストとして来日した体験に触発されて作曲したエトヴェシュの記念碑的作品。今回は、現代音楽と能を融合したパフォーマンスで知られる気鋭の女性能楽師、青木涼子が、2011年イタリアで開催された演奏会に続き謡い手を務める。また、1973年にボンで初演された際には2本の尺八による演奏であったが、今回は作曲者の強い希望により、2本のバスクラリネット版での上演となる。和と洋、伝統と革新が多面的に展開される、刺激的な公演となるだろう。

プログラム
第1部 エトヴェシュが語る自身の音楽ワールド
第2部 演奏
・Psy (1996) (9:00)for marimba, flute, violoncello(日本初演)
・僧侶の踊り Dervish Dance (1993/2001) (3:00) for 3 clarinets(日本初演)
・カデンツァ Cadenza(2008)(6:30)for solo flute(日本初演)
・ポリーに贈る2つの詩 Two poems to Polly(1998)(5:00)for a speaking cellist(日本初演)
・Harakiri(1973)(20:00)for voice, 2 bass clarinets and 1 wood-cutter(日本初演)

詳細

イベントのウェブサイト
ryokoaoki.net/concert
住所
営業時間
Wed May 21 開場18時00分、開演18時30分
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