学問の神様、菅原道真公を祀る湯島天神は、江戸時代より“梅の名所”として、庶民に親しまれてきた。境内には、約300本(8割が白梅)の梅の木があり、例年、2月中旬から3月上旬にかけて見ごろとなる。期間中は、湯島白梅神太鼓、神輿渡御、野点(参加費300円)、講談、落語などの開催が予定されている。また、限定記念品として『梅まつり記念絵馬』(1000円)、梅のハンカチ(全3色、各500円)もある。
湯島天神の帰りは、ぜひ門前にある老舗和菓子店『つる瀬』に寄ってほしい。この店の人気商品『むすび梅』は、宮城産のもち米と北海道産の大豆を蒸し、切り昆布をはさみ、紀州の梅干しをのせたおこわで、日によっては売り切れることもあるほどの人気商品。