江戸時代の“人々”に焦点をあてた展示『江戸人展』が、4月9日(火)~6月16日(日)、国立科学博物館で開催される。
江戸時代の遺跡から発掘された数多くの考古資料の中に含まれた、当時の人たちの人骨やミイラ。これらを調査・保管している国立科学博物館には、現在6000個体が揃っている。この一大コレクションによって明らかとなったさまざまな科学的知見を中心に、大江戸の人たちの姿と、そこから見えてくる文化を紹介する。
武家と町人とでは顔つきがかなり異なっていたという“大江戸の顔”、大江戸における生活や風習とからだの関係を知る“大江戸のからだ”、服装・髪型・化粧の様式などを紹介する“大江戸の装い”、江戸から明治にかけて撮影された日本人の写真と幕末に日本を訪れた外国人の記した日本人の挿絵を紹介する“写された・描かれた江戸の人たち”と、会場は4つのブロックで構成。この機会に、からだが語る大江戸の文化を。