日本民藝館

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  • 駒場東大前
日本民藝館
日本民藝館
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タイムアウトレビュー

「用の美」を唱え、民藝運動を起こした柳宗悦が1936年に創設した民藝の美術館。日本をはじめ諸外国で日常的に使われていた陶磁器、染織、木漆工、その他の日用品などを中心に所蔵している。館内には手書きの解説ラベルやシンプルな木製の展示ケースが並び、素朴な雰囲気が漂う。全国から民藝品が集まったミュージアムショップは必ずチェックしたい。

詳細

住所
東京都目黒区駒場4-3-33
Tokyo
アクセス
京王井の頭線『駒場東大前』駅(西口) 徒歩7分
営業時間
10時00分〜17時00分(入館は閉館の30分前まで)/定休日は月曜(月曜祝日の場合は翌火曜)

開催中

古染付と中国工芸

駒場の「日本民藝館」で、明時代末期の中国・景徳鎮民窯(けいとくちんみんよう)において日本への輸出品として作られた古染付(こそめつけ)約50点をまとめて展示・公開する。 同館は、思想家の柳宗悦(やなぎ・むねよし)が明治から昭和にかけて収集した陶磁器や染織、漆芸、絵画などのコレクションを展示し、国内外から人気を集める美術館だ。多くの茶人たちにも愛された古染付を、柳は「真に染付としての生命がよみがえっている」と、賛美している。 古染付の魅力は、多様な形と、のびのびと描かれたユーモラスな絵付けだろう。草木や動物、人物などの表情は、現代の私たちも思わず笑ってしまう素朴な味わいがある。今でも骨董(こっとう)店などで売買されている中国の古染付。まずはどんな形や図柄があるのかを楽しみに、足を運んでみてほしい。 ※10~17時(入場は閉場の30分前まで)/定休日は月曜/料金は1,200円、学生700円、小・中学生200円

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