千駄木にある、1875年(明治8年)創業の老舗煎餅屋。店内には、あられの入ったボリューム感のあるガラス瓶が並び、その歴史を感じさせる。民衆をあらわす四角い形の煎餅は、町の人に気軽に食べてもらいたいという先代の願いが込められている。バリッと気持ちいいほどに音の出る煎餅は、『醤油せんべい』(50円)、『茶せんべい』(60円)、『甘せんべい』(60円)がある。散歩のお供に、または、お手持ち品として、老舗煎餅屋で煎餅を選ぶのもいい。店内左側にあるショーケースでは、パンも販売している。戦中の米が少なっかた時期に、パンを製造販売していた名残だ。タマゴパンなど優しい味の総菜パン、菓子パンなどがあるが、販売量が少ないのですぐ売り切れてしまう。見つけたら、迷わず購入しよう。
菊見せんべい総本店
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