さるや

日本橋の中央通りから少し入った細い路地裏にある、創業1704年の楊枝の老舗。熟練の職人が作る最高級の黒文字楊枝を販売している。縁起ものの贈答品として用いられることも多く、桐箱入りのセットは大小さまざまなタイプを取り揃えている。おすすめは、桐箱に楊枝20本が入った『大入り』、『隈取』。中に入る辻占楊枝は、波千鳥などの和柄が描かれた包装を解くと、裏に恋の歌が書かれているという粋な一品だ。

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