2015年に逝去した芸術家、金子國義のポラロイド作品展が神保町の小宮山書店にて開催。1960年代に澁澤龍彦に見出された金子は、澁澤の翻訳による『O嬢の物語』の挿絵を皮切りに、バタイユの『眼球譚』や『マダム・エドワルダ』、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』など、数多くの挿絵や装画を手がけた。その「高貴な頽廃とエロス」が漂う世界は、今も根強いファンが多い。同展では、絵画のみならず、デザインや写真など、幅広い表現で知られた金子による、約500枚のポラロイド作品が展示販売される。金子が「VAMP(ヴァンプ)」と呼んで愛した小悪魔たちに会いに、足を運んでみてはいかがだろう。
金子國義 ポラロイド展
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