江戸時代はじめに多く描かれた「誰が袖図」を中心に据えた展覧会。誰が袖図とは、衣桁や屏風にたくさんの衣裳を掛け並べた様子を描いたもの。静物画としての側面だけでなく、画面には描かれない遊女などの人物を、着物や香炉などによって偲ばせる、一種の風俗画としても鑑賞される。本展は、3点の「誰が袖図屏風」を中心に、やはり描かれた衣裳の美しさを見どころのひとつとする美人画などもあわせ、近世の風俗画を楽しめる展覧会となっている。
誰が袖図 -描かれたきものー
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