写真家、福田直樹の個展。世界で最も権威あるボクシング専門誌『リング・マガジン』において特集が組まれ、世界中のボクシングファンと関係者から賞賛を浴びる日本人カメラマンを知っているだろうか。展覧会タイトルの「パンチを予見する男」とは、ボクサーではなく写真家を指す。1/1000秒単位の攻防を、絶妙なアングルとタイミングで切り取った写真からは、ボクサーたちの荒い息遣いが今にも聞こえてきそうだ。自らも大のボクシングファンという福田だが、好きだからというだけでこの写真が撮れるわけがないということは、素人の目にも明らかだ。数多の試合を見つめ、決定的瞬間でシャッターを切り続けてきた福田の軌跡を辿る。
福田直樹 写真展 「パンチを予見する男 ―渡米15年の軌跡―」
広告
タイムアウトレビュー
詳細
広告
関連情報
関連情報
Discover Time Out original video