三鷹の森ジブリ美術館にて、宮崎駿に大きな影響を与えた江戸川乱歩の小説『幽霊塔』を取り上げた企画展が開催。同作は宮崎監督が中学時代に出会い、主人公たちのロマンスや物語の舞台となった時計塔のメカニズムに胸躍らせたという長編探偵小説だ。その影響の大きさは、1979年公開の劇場用初監督作品『ルパン三世 カリオストロの城』を見ればよく分かるだろう。今回の展示では、宮崎監督がその魅力を描き下ろし漫画で解説。さらに、彼自身がデザインを手がけた大きな時計塔、宝物が隠された地下迷宮を思わせる迷路、前述映画のジオラマなどが来館者を待ち受ける。宮崎少年の心を震わせた「怪奇大ロマンの世界」をぜひ体験してみてほしい。なお、入場にはローソンで販売している日時指定の予約制チケットが必要なので注意のこと。2015年7月、8月分チケットのみ先行抽選販売がある。詳細はウェブサイトを参照してほしい。
幽霊塔へようこそ展 ―通俗文化の王道―
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