現代美術家、天明屋尚(てんみょうやひさし)の代表作が一堂に会する展覧会。1997年~2014年に制作された代表作のうち、日本にある主な作品を集めて展示し、異能の作家の画業を振り返る。華美かつ反骨精神溢れる美の系譜を汲み、日本の伝統的な文化、歴史を現代的モチーフと結びつけたダイナミックな表現で知られる天明屋。その独自の作風は国際的にも注目されており、2006年サッカーW杯ドイツ大会FIFAワールドカップ公式アートポスターへの選出、アメリカのホイットニー美術館でのグループ展など、国際展へも数多く参加してきた。さらに、現在ニューヨークのジャパンソサエティで開催中のグループ展『Garden of Unearthly Delights: Work By Ikeda, Tenmyouya & teamLab/異形の楽園:池田学、天明屋尚 & チームラボ/』は、タイムアウトニューヨークのアートページでも要注目の展覧会として紹介されている。ニューヨークまで観に行くのは難しいかもしれないが、市ヶ谷のミズマアートギャラリーでは、最新作を発表する個展『天明屋尚 韻Ⅱ 展』を開催中。あわせて訪れてみてはいかがだろう。
天明屋尚 一筆入魂展
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