private, private ―わたしをひらくコレクション

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タイムアウトレビュー

MOMAS(モマス)の愛称で、近隣住民のみならず多くの美術ファンに親しまれてきた埼玉県立近代美術館の、リニューアルオープンを記念したコレクション展。「private」というキーワードを手がかりに、同館が所蔵する作品群が、3つの核となるセクションによって紹介される。とりわけ、川口市の名家から寄贈され、横山大観や奥村土牛などの名品を含む、同館の近代日本画における屋台骨ともなっている大熊家コレクションが、大々的に展観されることは見逃せない。現代の作品では、塩﨑由美子、佐藤時啓ら埼玉に縁ある作家が丁寧に取り上げられる。4月11日(土)、12日(日)、5月2日(土)、5日(火)、6日(水)には、リニューアルオープン記念イベント『もますまつり』も開催。大阪の国立国際美術館の館長や京都市立芸術大学の学長も務めた、建畠晢館長によるリニューアルオープン漫談をはじめ、学芸員によるトークや、「万華鏡箱カメラ」を作るワークショップなどイベントが盛りだくさんなので、展覧会とあわせて楽しんでほしい。

詳細

イベントのウェブサイト
www.pref.spec.ed.jp/momas?page_id=307
住所
問い合わせ
048 824 0111
営業時間
Apr 11-May 24 2015 10時00分〜17時30分 ※入場は閉場の30分前まで
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