日独交流150周年記念イベントの一つとして開催されるイベントで、ドイツ大使館、Goethe-Institut Tokyoドイツ文化センターと、若手アーティストとキュレーターが集合した『団・DANS』による合同プロジェクト。ここでは29人 / 組のアーティストが両国の多様な文化の結びつきを探求し、芸術作品によって二国間に新たなページを開く。
日独のアート・シーンの交流をさらに深めるため、展示作品の中から学芸員の住友文彦による最優秀作品の審査会も予定。受賞者はドイツ大使館から2012年にベルリンで行われるビエンナーレに招待される。展示作品自体はサイレント・オークションで販売されることになっており、売上げの半分は東北大震災の災害を受けた被災地に寄付される。
母国の文化にどれほど異国の文化の交わりがあるのか、また文化の交流がもたらす自分のアイデンティティへの影響は?「Hierher Dorthin –こちらへ、あちらへ–」展でその答えを見出してみてはいかがだろうか。