「四万六千日(しまんろくせんにち)」とは、7月10日の観音様の縁日に参拝すると46000日分参拝したことに相当するという、江戸時代中期からの言い伝え。この日に参拝すれば、一生分の功徳を積めるという、ものぐさな江戸っ子たちが愛した風習だ。この縁日にちなんで、今年も約100軒のほおずきの露店で賑わうほおずき市が、7月9日(木)と10日(金)に浅草寺にて開催。古くは、ほおずきの実に薬効があると信じられていたこともあり、ありがたい四万六千日の日に、目にも体にも嬉しいほおずきを愛でる文化があったとされる。また、期間中は黄色の掛け紙の祈祷札『黄札』や、『雷除札』が特別に授与されるので、こちらも要チェックだ。
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四万六千日 ほおずき市(2015)
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