『世界目線で考える』第2回 松嶋啓介×白石康次郎

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タイムアウトレビュー

フランス・ニースでミシュランガイド一つ星を6年連続で獲得。『ミシュランガイド東京・横浜・京都2011』ではプロデュースする『レストラン アイ』が一つ星を獲得し、日仏両国で一つ星ホルダーとなったシェフ松嶋啓介をホストに迎えたトークイベントシリーズ『世界目線で考える』の第2回開催が決定した。第1回 松嶋啓介×溝畑宏観光庁長官は、観光立国実現のため、どういった取り組みが行われているか、また行われるのかについて意見が交わされた。

第2回は、2010年末にゲストとして予定していた海洋冒険家の白石康次郎が登場。2007年に単独世界一周ヨットレース『5OCEANS』クラスIで日本人初参戦ながら2位獲得の快挙を達成した白石と、「片言の語学力でも必要なのは伝えようとすること」をテーマに語る。日本人は不得手といわれる海外でのコミュニケーションをどのように克服 し、彼らの道を切り開いてきたのか。多くの外国人を受け入れようとしている日本の外国人とのコミュニケーションのありかたや、これから海外進出を目指す企業や個人に気づきのあるトークイベントになること必至だ。

このトークイベントは、タイムアウト東京と、『やまとごころ.jp』(http://www.yamatogokoro.jp/)を運営するポータル・ジャパン株式会社が共催する。参加申し込みは、やまとごころ.jpのウェブサイトより www.yamatogokoro.jp/timeout/20110408/。先着順で、定員100名。


松嶋啓介からのメッセージ

2011年3月11日、地震が起きたとき私は東京にいました。帰国を延長して日本に滞在し、炊き出しなど自分のできる援助活動を行い、その2日後にフランスへ帰りました。フランスでは、今回の災害に対して多くの方に暖かい声をかけて頂き、世界からもとても注目を受けている事を知りました。本当に多くの方が、被災地へ気持ちを届けたいと思っています。また二次災害とも言える原発の問題も、他国の問題ではなく、自分の国の問題と同じように心配してくれています。これは世界の問題で……早急に解決しない事には人間は過ちを繰り返す。世界が一つになり協力し、この原発の問題を解決しなければいけないと言ってもらえています。

また、今回の悲しい被災の横では、日本人の精神に対する賞賛の声が沢山上がっています。日本人の助け合う精神、また復興活動から見える日本人の勤勉さ……これらをみて、日本人、日本に対するあこがれが強まった方が沢山いるようです。いつか日本に行って日本の文化を学んでみたいという人が多くなったようです。これは悲しみと同時に生まれた、誇りではないでしょうか?

日本には、日本人としての精神的な素晴らしい資源があり、それらを感じたい、学びたいと思う方が沢山いる世界に対してしっかりとアピールをし、日本の素晴らしさを伝えそして復興をして行けば良いのではないでしょうか?努力家である日本人……すぐに復興できるだろうと考える外国の目。今回の災害が、日本の経済の復興の兆しになると思う方も沢山いるようです。

白石さんとの対談は、延期しません。頑張ろう日本……心を一つにして、皆で世界に僕らの精神を伝えよう!

詳細

イベントのウェブサイト
www.yamatogokoro.jp/timeout/20110408
住所
営業時間
Fri Apr 8 2011 受付 17時30分から18時00分、対談 18時00分から19時15分、20時終了予定
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