浅間山藝術舞台 皐月奉納祭

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日本文化の根幹をなす能楽、生け花、茶の湯の精神の淵源に迫り、新たな舞台芸術として立ち上がらせるプロジェクト『浅間山藝術舞台プロジェクト』。落成記念公園として『皐月奉納祭』が、古来より信仰の対象となってきた浅間山の裾野、御代田町でゴールデンウィークに開催される。14時から「野立てお茶席」が、そして17時から能楽が催される。荘厳なるロケーションで奉納されるのは、『献花差立(いけばな) 能楽奉納組曲』と『三番叟』だ。『三番叟』は、言うまでもなく、儀礼的要素の強い祝言の舞。「能にして能にあらず」とも言われる能『翁』のなかで狂言方によって舞われる、能楽の世界における象徴的作品だ。劇的なドラマの展開はないが、五穀豊穣を寿ぐプリミティブな力強さと軽快さが、神事に立ち会っているような感激を誘う。一方の『献花差立 能楽奉納組曲』は、同プロジェクトのコンセプトを体現する意欲的な試み。神楽を中心とする「能楽奉納組曲」に生け花のライブパフォーマンスを組み合わせたものとなる。日本を代表する華道家であり建築造形家である辻雄貴が、囃子方の音楽とともに圧倒的な空間を練り上げる。舞台監修を務めるのは、海外公演も多く経験する能楽師の大倉慶乃助。霊験あらたかな浅間山の山麓で、茶道、華道、能楽という和の精神の奥深さを堪能できる1日となるだろう。

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イベントのウェブサイト http://a-for-l.com/asama/
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