1. Parfait at Kanpai Terrace, Sequence Suidobashi
    Courtesy of Kanpai Terrace
  2. 夜桜ジュエルミネーション
    画像提供:株式会社よみうりランド「サクラ・プロムナード」2023年の様子

今週にしかできないこと

話題のギグに美術展示、フードフェアなど、タイムアウト東京が注目するイベントを紹介

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
広告
  • Things to do
  • 足立区

2024年で6回目となる「花と光のムーブメント」が足立区の舎人公園で開催中だ。この公園には約1000本の桜の木とネモフィラがあり、今年は桜とネモフィラの見頃が重なる夢の共演が楽しめる。 また、18〜21時まではライトアップを実施するほか、「お花見広場」近くの噴水では、18時30分から30分ごとに21時まで、5分間のスモーク&レーザーショーも行う。 会期中の週末にはキッチンカーも出店。ネモフィラの青をイメージした期間限定の「ネモフィラソフト」など、この時期しか味わえないメニューを堪能しよう。 このほか、板橋区にある浮間公園と小金井公園でも「花と光のムーブメント」が楽しめる。 入場料は無料  

  • アート
  • 新宿

インテリアやプロダクトなどのさまざまなデザインや、トーベ・ヤンソン(Tove Marika Jansson)の物語「ムーミン」など、日本人にとって馴染み深い北欧の国々。「北欧の神秘 ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」は、「ノルウェー国立美術館」「スウェーデン国立美術館」「フィンランド国立アテネウム美術館」の3館からえりすぐりの絵画コレクションが来日する、国内初の北欧絵画展だ。 ノルウェーの画家エドヴァルド・ムンクや、フィンランドの画家アクセリ・ガッレン=カッレラ(Akseli Gallen-Kallela)など、19世紀から20世紀初頭の国民的な画家たちの作品約70点を紹介。豊かな自然を描いた風景画や、憂いある色彩が特徴的な肖像画、神話をモチーフにしたドラマチックな作品など異なるテーマを通して、北欧の国々の作品に通底する空気感や色彩を伝える。 夏の白夜、極寒の夜空に浮かぶオーロラや深い森、フィヨルドなどの美しい自然に囲まれた北欧は、古くから神話やおとぎ話などが伝わり、数多くの芸術の舞台となってきた。北欧の魅力を、絵画によって再認識する機会になりそうだ。

広告
  • Things to do
  • 立川

旧立川飛行場跡に国営昭和記念公園が開設されて、2024年で40周年。今年は周年記念のため、15000平方メートルの広大さを誇る「花の丘」に、180万本ものネモフィラを植栽する特別企画が行われる。見渡すかぎりネモフィラブルーに染められる景観は圧巻だ。 2024年4月27日(土)、5月11日(土)には、「ネモフィラ×シャボン玉のフォトジェニックタイム」を開催。時間限定で花畑にシャボン玉が舞う特別な一枚を写真に収められる。 4月7日(日)、14日(日)には、「チューリップガーデンスペシャル撮影タイム」を実施予定。開園直後の時間帯を利用してガーデン内への立ち入りを制限し、人が写り込まない状態で撮影ができるイベントだ。 ほかにも、期間中はサクラをはじめ園内各所でさまざまな花の開花リレーが楽しめる。 例年以上に華やぎを増すフェスティバルで、春を満喫できる特別なひとときが過ごせそうだ。

  • アート
  • 上野

江戸時代、吉原の約250年にわたる文化と芸術に迫る展示が「東京藝術大学大学美術館」で開催。今や失われた「吉原遊廓」における江戸の文化と芸術について、「ワズワース・アテネウム美術館」や「大英博物館」からの里帰り作品を含む、約250件に及ぶ国内外の名品の数々を歴史的に検証する。 葛飾北斎や歌川国貞、歌川広重などの風俗画や美人画を展示するほか、展示室に吉原の街並みを再現した疑似体験ブースや、辻村寿三郎の「江戸風俗人形」が並ぶ吉原の妓楼(ぎろう)「三浦屋」の3メートル四方の立体模型など、あらゆる角度から江戸吉原の非日常的な美が味わえる内容となっている。 この貴重な機会にぜひ足を運んでみてほしい。

広告
  • LGBT
  • 原宿

国内最大規模の「性と生の多様性」を祝う祭典が今年も開催。2024年のテーマは「変わるまで、あきらめない」。2012年から始まった「東京レインボープライド」(以下、TRP)としてのプライドパレードは、当事者をはじめ、ダイバーシティ、インクルージョンの認識を広め、社会に大きな影響を与えた。その一方で、日本ではLGBTQ+に関わる法整備が進まずに大きな課題を抱えている。 2024年4月19日(金)〜21日(日)、「代々木公園イベント広場&野外ステージ」で開かれる「プライドフェスティバル」や、渋谷〜原宿間を歩く「プライドパレード」を予定。代々木公園に隣接する「国立代々木競技場第二体育館」と体育館の周辺が集合、整列、帰着場所として使用される。パレードへの参加は、当日会場内の専用ブースで受付を行う。 「婚姻の平等」を掲げるMarriage For All Japanとのコラボレーションフロートや、10、20代を中心に活動するTRP公式プロジェクト「YOUTH PRIDE JAPAN」をはじめ、さまざまな団体や企業が参加する。 日本で初めてプライドパレードが開催されてから今年で30周年を迎える今回は、1日目のトークイベントに注目。第1部は、「プライドの軌跡〜90年代、00年代、10年代。プライドが歩んできた道〜 / Talk」と銘打ち、レインボープライドの前身となった「第1回レズビアン・ゲイ・パレード in 東京」代表の南定四郎(ゲイ・アクティビスト)をはじめとする登壇者による、プライドの歴史を振り返るトークショーを開催する。 第2部は、「結婚の平等(同性婚)」にフィーチャーし、Marriage For All Japan –結婚の自由をすべての人に」とのコラボレーション企画を展開する。 多彩な出演アーティストによるステージも見逃せない。「TRP2024 公式YOUTH PRIDE アンバサダー」には、午前0時のプリンセスと2すとりーとが就任。さらに、ちゃんみな、大黒摩季、清水ミチコら多彩な豪華ゲストによるライブパフォーマンス、與真司郎(AAA)、SHELLYらがスピーカーとして登場し、会場を盛り上げる。 また、会場内(代々木公園けやき並木)に「レインボーステージ」を新設。子どもや家族連れ、ユースに向けたステージプログラムと体験プログラムを展開する。「レインボーステージ」近くにはキッズスペースも完備。会場内で回遊しながら楽しめる、初のスタンプラリー企画や、「JAPAN PRIDE 30th」と「全国プライドネットワーク」の併設ブースをはじめ、さまざまなブース出展にも注目したい。 全ての人が公平に、そして幸せに暮らすためには何が必要か。「多様な社会の実現」に向けて、まずは第一歩を踏み出そう。 関連記事『「東京レインボープライド」30周年、LGBTQ+の祭典が3日間開催』『東京レインボープライド「30周年記念誌」のためのクラファンプロジェクトを実施』

  • Things to do
  • 亀戸

古くから東京一の名所として知られている「亀戸天神」。4月下旬から、境内に植えられている約50株以上のフジが花開き、心字池に写る姿と淡い香りを愛でに多くの来場者でにぎわう。 日没後、かすかな波に揺れて池の水面に写る花房が醸し出す幽玄の世界も、粋な光景として親しまれている。 江戸時代の亀戸は湿地帯で、約350年前の神社創建当時に初代宮司が水を好むフジを社前に植えた。江戸の名所として5大将軍綱吉公、8代徳川吉綱らが訪れた記録や、廣重の錦絵などにも描かれている。 また、「藤まつり」と同時に、4月25日から5月5日まで「学業講祭」を開催。会期中は、猿まわし、茶会、巫女(みこ)舞などが行われる。見事なフジと併せて楽しみたい。 ※入場は無料

広告
  • アート
  • 目黒

目黒の「ホテル雅叙園東京」にある1935年築の東京都指定文化財「百段階段」で、大正ロマン・昭和モダンを代表するモダンガールの服装や空間演出、当時を代表する作家の作品を展示したイベントを開催。西洋文化の影響を受けた女性たちの、大正後期から昭和初期にかけてのアイコニックな服装や空間演出だけでなく、当時を代表する作家による作品などを展示する。 作品は、大正ロマンの美人画で一世を風靡(ふうび)した竹久夢二の作品をはじめ、「幻のデザイン画家・謎の叙情版画家」と称された小林かいちの絵封筒などが並ぶ。ほかにも、イラストレーターの加藤美紀による百段階段をモチーフにしたイラストや、そのイラストのモチーフになった着物も見ることができる。 また、ホテル雅叙園1階の「ニューアメリカングリル カナデテラス(New American Grill KANADE TERRACE)」では、レトロな喫茶店をイメージした「昭和モダンアフタヌーンティー」が期間限定で4月8日から開催される。ここホテル雅叙園東京で、大正・昭和にタイムトラベルしてみては。 ※11〜18時(最終入館は17時30分)/4月9日は16時30分まで(最終入館は16時)/料金は1,600円、学生1,000円、小・中学生800円、未就学児無料 関連記事 『ホテル雅叙園東京で行われる都内最大級のひなまつり展「百段雛まつり」をレポート』

  • アート
  • 所沢

20世紀を代表する芸術家、サルバドール・ダリの世界に没入できる展覧会が「角川武蔵野ミュージアム」で開催。展示では、ピンク・フロイドの楽曲が鳴り響く中、床や壁面360度に映し出される空間に身を委ねながら、その奇妙な世界観を体感できる。 第1会場の「体感型デジタルアート劇場」では、「記憶の固執」(1931年)、「聖アントワーヌの誘惑」(1946年)などの名作をはじめ、写真やインスタレーション、映画作品などで構成した映像を32台のプロジェクターを使って360度に映写する。12幕(約35分間)で構成された映像は、歩きながらでも座りながらでも自由に鑑賞できるのがポイントだ。 このほか、ダリの名言を集めた「言葉の回廊」や、生涯をたどることができる年表、無料のフォトスポットを設置。マルチな表現を極めたアーティストの世界に浸りたい。 Creative Direction: Gianfranco Iannuzzi Created by : Gianfranco Iannuzzi – Renato Gatto – Massimiliano Siccardi KCM Editing: Rino Tagliafierro Production: Culturespaces Digital® ©角川武蔵野ミュージアム

広告
  • アート
  • 谷中

谷中のコンテンポラリーアートギャラリー「スカイ ザ バスハウス」で、タイ・バンコク生まれのアピチャッポン・ウィーラセタクン(Apichatpong Weerasethakul)が、7年ぶり5回目の個展を開催する。 本展のタイトルでもある「Solarium(ソラリウム)」は、自身が幼少期に夢中になったホラー映画に着想を得た新たな映像作品だ。併せて、写真を用いてさまざまな時間を表現した「Boxes of Time」シリーズや、ドローイングの作品群も、初めて一般に向けて公開される。 自身初のVR映像作品「太陽との対話(VR)」を「シアターコモンズ'24」で上映し、話題になったことも記憶に新しい。国内外からの注目がますます高まる彼の活動と、メディアを問わない最新展示を見逃さないでほしい。

  • アート
  • みなとみらい

3年に1度開催されるアートの祭典「第8回横浜トリエンナーレ」が横浜で開幕。国際的に活躍するアーティスティックディレクター(以下AD)を招き、世界のアーティストたちが何を考え、どのような作品を制作しているかを紹介する。 第8回目となる今回のテーマは「野草:いま、ここで⽣きてる」。先行きの見えない現代を、野草のように無防備ながらたくましく生きようとするアーティスト一人一人の姿に目を向ける。ADには北京からリウ・ディン(劉⿍)とキャロル・インホワ・ルー(盧迎華)を迎え、日本初出展者を含む多様な国と地域を持つ全93組のアーティストが参加する。そのうち日本初出展は31組、新作を発表する作家は20組となる。 作品を鑑賞できるのは、3年にわたる工事休館を終えてリニューアルオープンを迎える「横浜美術館」「旧第一銀行横浜支店」「BankART KAIKO」の3会場(「野草:いま、ここで⽣きてる」鑑賞券の購入で同3会場に入場可能)。ほかに、「クイーンズスクエア横浜」「元町・中華街駅連絡通路」など町の中にも作品が展示される。 街がアートと一体化するこの機会に、ぜひ足を運んで体験してみよう。 ※チケットは、タイムアウト東京のパートナーサイトでも購入可能だ

おすすめ
    関連情報
    関連情報
    広告