1. 瞠 池袋本店
    瞠 池袋本店
  2. 麺屋 六感堂
    麺屋 六感堂(Photo: Time Out Tokyo Editors)
  3. 塩そば専門店 桑ばら「裏そば」
    塩そば専門店 桑ばら(Photo: Time Out Tokyo Editors)

池袋、ベストラーメン15選

老舗つけ麺、塩ラーメン、絶品味噌など新旧池袋の名店を紹介

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池袋というとどんなイメージが浮かぶだろう。埼玉へのゲートウェイ、「アニメイト」発祥の地、「池袋ウェストゲートパーク」の舞台、立教通り、「芸術劇場」「ロサ会館」、東が西武で西東武、山下達郎の故郷、「巣鴨プリズン」跡地……。

東西南北に広がる街並みにはさまざまなタギングができそうだが、ラーメン好きにとってはこの街は「東池袋大勝軒」で有名なつけ麺の聖地であり、近年は最重要ラーメン激戦区の一つである。

今回はラーメンハンターとともに、池袋エリアで個性を発揮する名店を厳選した。池袋でラーメンクルーズの際には、参照してもらえれば幸いだ。

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今や日本全国に弟子を持ち、つけ麺の魅力を広めている大勝軒グループ。その創始者である山岸一雄の人生を賭けて生み出された味を守り続ける総本山が、この「東池袋大勝軒本店」だ。

山岸の修業時代のまかない料理を発展させ生み出された「もりそば」は、時代に流されない永遠不変の味。魚介、豚骨、鶏が重なり合い、少し酸味のきいたつけ汁と、太過ぎずコシも抑えめの柔らかい麺が絶妙に絡む。今どきのつけ麺によく見られる濃厚さとは全く違う、世代を問わず楽しめる古き良き伝統の味を守り続けている。

並盛りでも麺は350グラムと満足度が高く、物足りなさを感じさせない。また、魚介系のだしがきいた優しい味の「中華そば」も人気が高い。

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2013年6月にオープンした中華そば専門店。山手通りから立教通りに入ってすぐの場所にある。

濃厚つけそばで有名な「BASSOドリルマン」のセカンドブランドとしてオープンし、王道ながらもほかとは一線を画すハイレベルな中華そばが味わえる。鶏のだしのうまみがよくきいた醤油ベースのスープは繊細で上品な味わいで、滑らかな口当たりの自家製中細麺と相性抜群だ。

トッピングはチャーシュー、ネギ、メンマ、のりとシンプルだが、それぞれが名脇役を演じている。奇をてらわず、直球で勝負する極上の一杯。「つけそば」は同一価格で並盛りと中盛りが選べるのもうれしい。看板メニューの「中華そば」のほか、「煮干そば」などがラインアップする。

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池袋にあるラーメン店「麺屋 フルル(Hulu-lu)」。ハワイをテーマにした店内は、カフェのような雰囲気で女性1人でも入りやすい。

店主は、護国寺にあった人気店「ちゃぶ屋」の出身。吉備黒鶏、丸鶏、香味野菜をベースにしたスープと、ハワイの水を使用した自家製麺のラーメンが楽しめる。「醤油SOBA」は、油の多そうな外見とは裏腹に意外にさっぱり。揚げネギの香ばしさと、柚子の皮の爽やかさがアクセントになっている。全粒粉を使用した細麺は、小麦の風味を感じ、しっかりとした食感で存在感がある。

ラーメンとのセットでも注文できる「スパムむすび」は、大葉と昆布が入った甘めの味付けで、スープとの相性も良い。通常メニューの「醤油SOBA」「塩SOBA」「ピリ辛まぜSOBA」のほか、曜日ごとの限定メニューがある。

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「鶏の穴」は、明治通沿い豊島区役所向かいの路地を入ったところにある店。コシのある中太麺に甘みのある鶏白湯のスープが絡む「白鶏らーめん」と、辛みの強い「赤鶏らーめん」などを提供する。

そのほか、期間限定メニューも登場。ボリュームたっぷりの「鶏めし」もサイドメニューとして人気だ。

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池袋駅東口から徒歩5分。昼食、夕食時の行列は当たり前になっており、つけ麺の聖地と呼ばれる池袋の中でも屈指の一杯を提供してくれる。

豚骨、鶏ガラ、魚介を煮詰めて作る濃厚スープは、もっちりと歯応えのある小麦100%の極太麺との相性も良く、スープがしっかりと麺に絡みつく。具にはトロトロのチャーシュー、太めのメンマ、ナルト、ネギが加えられる。

メニューは基本の「濃厚つけ麺」(930円、以下全て税込み)のほか、煮卵も含めた具だくさんの「特製濃厚つけ麺」(1,230円)などが揃う。大盛りも同料金なのがうれしい。激戦区でひときわ輝くつけ麺を、ぜひ堪能してほしい。

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池袋駅東口から徒歩5分ほど、首都高速沿いから1本裏手に入った路地にあるラーメン店。インパクトのある看板が目印で、屋台のような雰囲気の外観だ。

メニューは「塩そば」(850円)、「塩ワンタンそば」(1,100円)、「塩あぶらそば 並」(850円)などが揃う。「裏そば」は、日替わりでさまざまな珍しいメニューを提供。好みは分かれるが、ほかではあまり見かけない一風変わったラーメンが楽しめる。

何を注文するか迷ったら、まずはオーソドックな「塩そば」を注文してみよう。黄金色に透き通ったスープはあっさりと淡麗ながら、上に浮かんだ鶏油が絶妙なあんばいで、マイルドなコクを生み出している。塩ラーメン好きにおすすめしたい、完成度の高い一杯だ。

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池袋駅東口を出て5分ほど、首都高速沿いにある油そばが有名なラーメン店。恵比寿にも店舗を構えているが、ここはその本店だ。L字型カウンターのバーのようなシックな店内では、化学調味料を一切使用せず、宗田節やさば節などを大量に使用した濃厚な魚介ラーメンが味わえる。

「あぶらそば」「比内地鶏のあぶらそば」などを提供。サイドメニューのイカスミを使用した「黒ドライカレー」(400円)は、隠れ人気の一品だ。

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池袋駅東口から徒歩5分、激戦区の池袋の中でもとりわけラーメン店が集中している一角に位置し、常に行列の絶えない人気店。黄色を基調とした外観と、ニンニクや野菜増しは無料というシステムはラーメン二郎をほうふつとさせるが、実際は全く異なり、女性客にも人気がある。

メニューは「味噌」「味噌つけめん」「辛味噌」「辛味噌つけめん」の4種類。クリーミーで濃厚でありながら、とても滑らかな味噌は「うまい」の一言だ。

中太縮れ麺は弾力があり、味噌の味をしっかりと吸い上げてくれる。シャキシャキの野菜と白ネギも麺とスープによく合っている。ニンニク好きの人は、別皿で提供されるニンニクを追加も可能だ。

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濃厚魚介つけ麺の先駆け的存在で、川越の超行列店「頑者」の池袋店。「東武ホープセンター」内に位置する。

つけ麺のスープは「濃厚」と「淡麗」の2種類。「濃厚」は圧倒的なゲンコツの量で煮立てたスープ、「淡麗」は鶏ガラでうまみをとり、魚介風味を加えたキレのあるスープだ。麺は平打ちの自家製麺で、つけ汁としっかりと絡み、モチモチでいてツルツルな食感が楽しめる。

具材のあぶりチャーシューもトロトロでおいしい。魚介系のつけ麺ブームが来る以前から魚介豚骨のスタイルを築いてきた頑者のDNAを、しっかりと感じられるだろう。

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池袋周辺で人気を博していた「麺屋六感堂」と、「中華そば六感堂」が2022年9月に統合したラーメン店。メインメニューは、過去の店舗でも展開されていた「煮干そば」(950円から)。煮干しの程よいえぐみを感じつつ、うまみの詰まったスープに、細かく切ったメンマ、青ネギ、タマネギなどの具材を乗せ、細麺で仕上げている。

「得製煮干そば」(1,250円)には、カモ、鶏、豚の複数種類のチャーシューをトッピング。どちらもしっかりとした歯ごたえで食べ応えがあるだろう。 「マキシマムこいたまご」を使用した「味玉」もおいしい。そのほか、クリアなスープで豚骨青湯の優しい味が特徴の「豚そば」(900円から)や、燕三条風の煮干しにたっぷりと背脂を乗せた「背脂煮干そば」(950円から)などがラインアップする。

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高田馬場の「渡なべ」や神保町の「可似」などを手がける「渡なべスタイル」による、担担麵の専門店。メインメニューは日本スタイルの「日式汁なし担担麵」(950円から)と、本場四川スタイルの「成都式汁なし担担麵」(900円から)の2種類で、そのほかに「汁あり担担麵」(950円から)もラインアップする。

「日式汁なし担担麵」は、シンプルなゴマペーストがベースで、数種類のスパイスをブレンドした特製のラー油を合わせた濃厚な味わいが特徴。もちもちの太麺ともよく絡む。「成都式汁なし担担麵」は、シンプルな成都式のラー油をベースに、唐辛子と花椒(ホアジャオ)をきかせたしびれが特徴的で、中太のストレート麺を使用している。好みに応じて、どちらも違った辛さが堪能できるだろう。

卓上には、豆腐を紅麹(こうじ)で発酵させた、独特な風味とうまみが特徴の「腐乳」、まろやかな酸味が特徴の「黒酢」、生の刻みニンニクが置かれていて、深みのある「味変」が楽しめる。

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池袋駅西口の南側から徒歩3分ほどの好立地に位置する、創作系ラーメンの店。看板メニューの「濃厚ホタテそば」はその名の通り、動物系スープとホタテの超濃厚な一杯だ。とにかく一口目からホタテの味がガツンと前面に出てくるほど超濃厚なスープは、豚足や鶏のモミジを使い、ホタテの味わいと混ざり合ってとろみのある塩味のスープになっている。

濃厚なスープに、トッピングのダイコンやタマネギがシャキシャキの食感で、そこにユズの風味も添えられ、最後まで飽きさせない。麺は中太のストレート麺で濃厚スープがよく絡み、分厚いチャーシューも食べ応えたっぷりで満足度が高い。

そのほかのメニューに、ホタテのあっさりの味わいが楽しめる「淡麗ホタテそば」や「ホタテ油そば」などもある。

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池袋駅北口から徒歩5分ほどの歓楽街の中にあるラーメン屋。懐石料理の名店で腕を磨き、30年来親方として食の創作に従事した料理人が厨房(ちゅうぼう)に立つこの店では、焼きサンマを丸ごと使った魚介系ラーメンが看板メニューだ。

「上正油そば」(1,000円)は、淡麗系の醤油ラーメン。サンマのうまみと香りが見事に凝縮された、あっさりだが芳醇(ほうじゅん)で香ばしさが長く口に残る一杯に仕上がっている。塩焼きしたサンマとワイン、紹興酒など、数種類の素材とたまり醤油を煮詰めて作られたものだ。通常の魚介では感じられないようなスモーキーな味わいが特徴的で、具材も生産者から直送で仕入れる素材にこだわっている。

「ワイン煮玉子」も風味豊かで、チャーシューは歯応えの良さを特筆したい。そのほか、焼きサンマを天然塩で味付けして仕上げた「塩そば」(850円から)もおすすめだ。

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野方の人気店「輝道家」で修業したという店主が2020年12月に開店した、家系ラーメンの店。オープンから大人気で、池袋を代表する人気店となった。

メニューは、基本メニューの「ラーメン(並)」(780円から)に、九条ねぎやチャーシュー、高級のり、半熟卵など各種トッピングを加えたメニューが揃う。醤油豚骨はキレがあり、そのままでも濃厚で、中太の縮れ麺ともよく絡む。豚のモモ肉を使った燻製(くんせい)チャーシューは、うまみのある歯応えのしっかりとした絶品の具材だ。

どれもついついライスを頼みたくなるおいしさ。卓上のニンニクを入れることで味変が楽しめる。何度食べても飽きない、濃厚豚骨の珠玉の一杯である。

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池袋駅西口と東京メトロ要町駅の間の、路地を少し入ったところにあるラーメン店。家系のルーツともいわれ、全国に店舗展開する「ラーメンショップ」(通称ラーショ)を愛するオーナーがインスパイアされた「ラーショインスパイア」の店だ。

マルミャーは、「〇猫」と書いてマルミャーと読む。メインメニューは「ネギラーメン(白)醤油」(950円から)で、背脂の入った醤油ラーメンにたっぷりとネギが乗った一杯。注文時に、味の濃さ・油の量・麺の硬さが選べる。背脂たっぷりのビジュアルだが、味は見た目よりもマイルドでスッキリとした味わいでおいしく、背脂の甘みがいいバランスで口の中に広がるだろう。

具材のチャーシューは大振りで、トロトロの歯応え。卓上には、ニンニク、刻みショウガ、豆板醤など、味変グッズも充実している。そのほか、辛さを加えた「辛ネギラーメン(赤)醤油」(980円から)などがラインアップ。ゆったりとした店内に、いつも客足が絶えない人気店だ。

ラーメンを食べ歩くなら...…

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ラーメンブームの原点ともいえる、とんこつラーメン。豚の骨髄を徹底的に煮込むそのスープの世界は、癖のあるキャラクターとバリエーションの豊富さで、定番メニューの一つとなった。本場九州から東京オリジナルのものまで、都内で食べることができる「本当においしい」とんこつラーメンを紹介する。

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酒席の後のラーメンはどうしておいしいのだろうか。アルコール分解のために血糖値が下がっているから、体が塩分を求めるから、舌の感覚が麻痺して濃い味のものを食べたくなるから……どれも科学的には正解なのかもしれないが、「深夜営業の飲食店のなかで、ラーメン屋が最も幅が広く、ウマいから」というシンプルな理由もあるだろう。深夜の食事が多少体をいじめるとしても、否、だからこそ、食べる以上はおいしい一品で締めたいのだ。

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あっさりスープに野菜いためがたっぷりと乗ったタンメン。「ラーメン」と聞くと栄養面やカロリーを考えてしまい罪悪感を抱く人も、野菜がふんだんにとれるタンメンならば、チャレンジしやすいのではないだろうか。

ここでは東京都内で食べられる人気のタンメンを紹介。町中華の名物やラーメン店の知られざるメニューなど、好みの一杯を見つけよう。

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国民食とも言えるラーメン。昨今、さまざまな味やスタイルがある中で、猛暑の夏でも極寒の冬でも異様に欲してしまうのが激辛ラーメンではなかろうか。今回は特に「口から火を吹く熱さ」をもたらしてくれる激辛ラーメンを厳選して紹介しよう。

チェーン展開で人気の老舗店から話題のニューフェイスまで、胃腸と翌日の代謝管理に気をつけつつ、ぜひ各店の辛さと戦ってほしい。

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日本屈指の繁華街である渋谷は多彩な個性を持ったラーメン店が点在し、名店や人気店も多いが、ハズレも多い玉石混交なラーメンタウンである。ここでは、ラーメンハンターが厳選した渋谷の「本当においしいラーメン店」を13軒紹介する。ランチはもちろん、飲み会や夜遊びの合間に挟みたい極上の一杯を見つけてほしい。

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