1. アンジン
    画像提供:アンジン
  2. 写真集食堂 めぐたま
    画像提供:写真集食堂 めぐたま
  3. ブリューブックス
    Photo: Tomomi Nakamura(ブリューブックス)ブリューブックス

東京、ブックカフェ25選

渋谷や下北沢、銀座などでゆったり過ごせるブックカフェ

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
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温かいコーヒーを片手に、お気に入りのと向き合う時間ほど、心安らぐものはない。慌ただしく時間が過ぎていく東京だからこそ、ときには静かに本の世界に没頭できる、ブックカフェに出かけてみよう。

どの店も、本のセレクトから、メニューの質、空間のあり方まで、それぞれに工夫が凝らされている。客の居心地を考えた店づくりがなされ、帰りたくなくなるほどの居心地の良さだ。タイムアウト編集部がセレクトした25軒から、お気に入りを見つけてほしい。

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恵比寿・渋谷・原宿エリア

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  • 渋谷

渋谷で一息つきたいなら「森の図書室」へ行ってみよう。2021年に道玄坂から地下鉄渋谷駅直結の場所に移転した「飲食、雑談ができる図書館というコンセプト」のブックカフェだ。

「ぐりとぐら」を読んだことがある人は一度は食べてみたいと思うふわふわの「ぐりとぐらのカステラ」(500円、以下全て税込み)やアニメ「天空の城ラピュタ」に登場するトーストをイメージした「ラピュタトースト」(500円)など、本に出てくるフードメニューはぜひ試してほしい。

料金は時間制で、種類豊富なフリードリンクが付く。本を片手にゆったりとした時間が過ごせそうだ。

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  • 代官山

代官山の蔦屋書店2号館2階にあるカフェラウンジ。広々としたシックな空間で、ゆっくりと本を選ぶことができる。ふかふかのソファーのほか、ロングテーブルもあるので、のんびり休憩したり、打ち合わせをしたり、パソコンを開いて仕事をしたりと、様々な用途で利用できるだろう。テーブル間の間隔が広く、周りの人の声をあまり気にせず過ごせるのもうれしい。

  • レストラン
  • 広尾

国内で最も著名な写真評論家、歴史家の一人である飯沢耕太郎が持つ写真集のコレクションを飲み物や季節の手料理を楽しみながら閲覧できるユニークなスペースが恵比寿にある。

店内には、彼が持つ膨大なコレクションの中から約5000冊が並ぶ。向かい合った2つの壁にまたがる木製の棚は、天井を横切る梁(はり)でつながれ、あたかも巨大な本棚の中に座っているような感覚を与えてくれる。

「めぐたま」のコレクションは写真の黎明期にまでさかのぼり、重要な新しい作品が発表される度に絶えず追加されていく。

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  • ショッピング
  • 書店
  • 渋谷

渋谷の飲食店が立ち並ぶエリアに現れる旧渋谷古書センターの2階に上ると、Flying Booksはある。国内外から取り寄せているという本は、個性的な内容のものも多く、音楽からアート、思想、宗教、民族までジャンルも様々。

店内には、カウンター席が設置され、コーヒーや各種アルコールを飲みながら読書が楽しめる。お気に入りの一杯を片手に、種類豊富な画集や写真集をひらけば、美術館に行くよりも、贅沢な時間が過ごせるかもしれない。

  • レストラン
  • カフェ・喫茶店
  • 渋谷

岡山県発祥のブックカフェ。40席ほどがゆったりと配された店内には、約1000冊の蔵書が至るところに置かれている。本はオーナーの小田墾と各店舗のスタッフがセレクトしており、文芸書やビジネス書のほかスポーツやデザイン関連、エッセーなど、普段あまり本を読まない人でも手に取りやすいラインアップになっている。

店が用意した「しおり」に自分のニックネームとSNSアカウントを記入し、本に挟んでおくと、共通の好みを持った人とつながれる独自のシステムも面白い。記載された連絡先に自分からアクセスしてもいい。

スイーツやドリンクは写真映えするものばかり。季節のフルーツスムージーと無糖ヨーグルトを組み合わせた「ツートンラッシー」(800円)は、常時2種類以上を用意している。

営業時間は変則的なので、訪れる前に公式Instagramをチェックしてほしい。

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  • レストラン
  • カフェ・喫茶店
  • 原宿
  • 価格 1/4

原宿にある絵本が楽しめる喫茶店。絵本作家、荒井良二が看板を手掛けており、店内には同氏の作品の原画が飾られ、グッズを購入することもできる。2500冊をこえる国内外の絵本や児童文学を、コーヒーやキーマカレーなどの食事とともに楽しめる。

壁面はギャラリースペースとなっており、荒井良二の作品展示や、空気公団の写真展などが行われている。不定期で休みになることもあるので、公式Twitterやブログなどで確認してから訪れよう。 

下北沢・駒場東大前エリア

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  • ショッピング
  • 書店
  • 代田

博報堂ケトルの嶋浩一郎と、ブックコーディネーター内沼晋太郎が手がける「街の本屋」。ビールを片手に、文学、アート、デザイン、マンガ、ビジネス、人文科学、社会科学、自然科学などの厳選された良書が楽しめる。この店ではほぼ毎日のようにイベントが開催されており、テーマに応じた作家やクリエイターを招いたユニークな企画を行っている。また、こだわりのインテリア雑貨も販売しているので、要チェック。 

  • レストラン
  • 下北沢

カルチャーマガジン「BARFOUT!(バァフアウト)」を発行する編集部に、ブックカフェが併設された空間。木彫の店内は、シックでくつろげる雰囲気。本棚にはぎっしりと、ビンテージブックなどが並び、センスのよい音楽を聞きながら、読書が楽しめる。販売されている雑貨も魅力的なものが多い。土・日曜の13〜19時のみ営業している。

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  • アート
  • 下北沢

おしゃれな木の外観が目を惹く下北沢の古書を扱うカフェ。店内を囲む本棚にはカウンターカルチャーを伝える、熱く、濃い内容の本が数多く並ぶ。建築家の村山雄一が手掛けた木のぬくもり溢れる空間は、ロフトもあり、秘密基地のよう。自分にあった特別な一冊を見つけて、豆乳チャイ(500円)やアブサン(1,000円〜)を味わいながら贅沢な時間を過ごそう。

不定期で自然療法のワークショップやマッサージ、ライブなど、様々なイベントも開催。本を見るだけの利用も歓迎とのことなので気軽に立ち寄ってみたい。 

  • レストラン
  • カフェ・喫茶店
  • 駒場東大前

緑豊かな「駒場公園」にる「日本近代文学」内に併設されているカフェ。「新しい文学道標となるき場所」をコンセプトにげている。

もりを感じる店内には、2万冊もの文学にまつわる書がり、マニアぜん希少本か日本文学史を作、サブカルまで自閲覧る。レトロなーブルの中には、かつて小家の豊島与志雄が自用していたものもるとか。

メニューには、有名な小ッセイなどをもとにして作れたドリンクや料理の数々並ぶコーヒー「芥川」800円、以下全て税込み)は、芥川龍之介たち文士時、銀座でよくんでいたとされる味わいを再現している。

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荻窪・阿佐ヶ谷・高円寺エリア

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  • 書店
  • 荻窪

荻窪駅北口から青梅街道を西へ歩いた八丁交差点前にある、小さな新刊書店。

2階建ての古民家を改装した店内は1階が本屋と8席の喫茶、2階がギャラリーになっており、衣食住をはじめ、文学、哲学、芸術、社会など、明日をより良く生きるためのヒントが詰まった「生活」の本が約1万冊並ぶ。

店主の辻山良雄は、2015年7月に閉店したリブロ池袋本店でマネジャーを務めた人物だ。雑誌や新刊、文庫をカバーする「街の本屋」の敷居の低さを大切にしながら、書店員としての経験を生かして良書をそろえ、著者を招いてのトークや企画展示など、本の世界に直接触れられるイベントも数多く開いている。「まったく新しい、けれど懐かしい」そんな気持ちにさせる独立系新刊書店だ。

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  • Things to do
  • 世田谷区

何にも邪魔されずに思う存分読書を楽しめる店、「フヅクエ(fuzukue)」。2014年の初台への出店を皮切りに、西荻窪店は3店目となる。

店では読書に集中できる環境を維持するため、読書以外の行為、例えば動画視聴や勉強などは行えない。その在り方は読書版の映画館と捉えてもらえばよいだろう。

また、読書に集中するための配慮として、コーヒー1杯のような少額のオーダーで長居しても気兼ねなく過ごせるよう、同店は変動席料制を導入している。長時間滞在の場合には注文金額に応じて席料が減少し、4時間を超えない限りは合計で最低2,000円ほどの利用料になる形だ。そうすることで、とことん読書に専念できる環境を確保できる。

読書の供として、飲み物や食事も用意。メニューはかなり充実しており、コーヒーや茶、ホットジンジャー、酒はビール、ウイスキー、カクテル、ラムなど多種多様な種類を取りそろえる。なかでもラムは、近所にあるバー ラムヘッド(Bar rumhead)がセレクトした、とっておきのメニューばかり。食事もケーキのような軽食から、「スパイスカレー」などのしっかり腹を満たすものまで幅広い。

  • ショッピング
  • 書店
  • 西荻窪

西荻窪の閑静な住宅街にたたずむ「ビールと書斎のある本屋」。ギャラリーをリノベーションしたれんが造りの同店は、1階が文芸、人文学、社会学、ZINEなどの本を扱う書店スペース、2階は書斎になっている。「おばあちゃんの家のような空間を目指した」という畳の書斎スペースは、イベントやリモートワークに活用できるほか、ビールを飲みながら購入した本などが読める。

まるで気心の知れた友人の部屋のようにくつろげるところが魅力だ。ドリンクは久我山にあるマウンテンリバーブリュワリーのクラフトビールを週替わりで3、4種ほど提供。間借り本屋のほか、トークイベント、句会、読書会なども随時展開しているので、詳しくは公式ホームページや公式SNSをチェックしてみよう。

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  • バー
  • ワイナリーズ
  • 阿佐ヶ谷

阿佐ヶ谷駅北口から近いカフェ&バー。東急ストア手前を左手に曲がった場所にある。昭和情緒溢れる店内では、どこかノスタルジックなレコードや映画が流れ、本棚には、ガロ系漫画、自然科学図鑑、江戸芸能もの、古い週刊誌、画集などの多様な書籍が並ぶ。

夜遅くまで営業し、アルコールやフードメニューも豊富なので、仕事帰りに立ち寄って一息つくのにもオススメだ。トークショーやライブ、占いなどのイベントも頻繁に開催しており、ディープな中央線文化を堪能できる。 

  • バー
  • カクテルバー
  • 高円寺

高円寺北にあるブックバー。この店は本が買える古書店であり、同時にバーでもある。古本好きも、おいしいつまみを肴に飲みたい人も、等しく満たしてくれる不思議な店だ。

個性あふれる店主が作るのは、さまざな小説や随筆からインスピレーションを得た「文士料理」や「文豪サワー」。メニューは、原稿用紙に毎日手書きされる。檀一雄著『檀流クッキング』のレシピをもとにした、おからと魚のすり身で作る『大正コロッケ』は同店の名物。ドリンクは中原中也の高円寺での失恋の思いを切り取ったという『中原中也サワー』がおすすめだ。

そのほか、夏目漱石が食べたら「うまい」と言ってくれそうな味を追求し、生まれたという『文学カレー(漱石)』も忘れてはいけない。店舗だけでなく、通販でも購入可能だ。

外壁にある「まちのほんだな」は、誰もが自由に本を交換できる教養本棚になっている。

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高円寺でしかできない50のこと

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  • 高円寺

高円寺駅から徒歩5分ほど、パル商店街からちょっと入ったところにあるカフェ。話し声がほとんど聞こえない「静寂」を楽しむ一軒で、一人で静かに過ごしたいときにうってつけだ。

店内にはオーナーのこだわりがたっぷり詰まっており、店内に並ぶ1500冊以上の本(初版本などの貴重なものも多くある)や、ドリンクを注ぐカップ、コーヒースプーンなどもオーナーのコレクション。カップに関しては「このドリンクにはこのカップ」ということはあえて決めておらず、その時にいるスタッフが、客の雰囲気に合わせてチョイスしているのだという。

もちろん、座席もただのテーブルとイスが並んでいるわけがなく、熱帯魚の水槽が楽しめる席や、小さな鉱石博物館が潜んでいる机など、それぞれにテーマが設けられている。オーナー渾身(こんしん)のジオラマが潜んでいる席もあるので、引き出しは必ず開けてみるように。混雑していない日は自由に席を移動することもできるので、お気に入りの席を見つけてみるのもいいだろう。

三鷹エリア

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  • 三鷹

2022年9月にオープンした、本とコーヒーの店「ユニテ(UNITÉ)」。店名は、オーナーの大森皓太が学生時代に通っていた京都のブックカフェ「ユニテ」からロゴデザインとともに受け継いだ。

文学と人文系の本を中心に約5000冊を取り扱っている。10代後半〜30代がメインターゲットで、「本は人を集める手段、カフェは人を長居させる目的」として、世の中の喧騒(けんそう)から離れ落ち着ける居場所を提供する。

オーナーこだわりの一杯も同店の魅力の一つだ。「ドリップコーヒー」(638円、税込み)は、京都の「トリビュート コーヒー(TRIBUTE COFFEE)」の「ハウスブレンド」をはじめ、3種類を展開。口当たりが軽いため、コーヒーが苦手な人でも挑戦できそうだ。カフェ利用は本の購入者のみだが、2023年からはカフェのみの利用もできるようになるそう。

読書会やトークショーといったイベントを通じて、著者と読者や読者同士をつなぐ場にもなっている。オーナーが「本と相性が良い」と感じる木調のデザインの店内で、オーナーと雑談や一人の時間に没頭してもいいだろう。

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三鷹通り沿いで、開業20年を迎える古本カフェ。赤いレンガ風の外観が目印だ。店名は太宰治の短編のタイトルから。街角の古本屋らしい狭めの店内には、純文学をはじめとした様々な古書に加え、太宰治関連の切り抜きが並ぶ。

カフェ周辺は非常に静かで喧噪とは無縁なので、時間を忘れて本と向き合える。店の奥のスペースをフォス・ギャラリーと称し、不定期で展示や太宰関連のイベントなども行っている。 

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神保町エリア

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  • 神保町

2016年に閉店した岩波ブックセンター跡地にできた、書店と喫茶店、コワーキングスペースからなる複合施設。1階の「本喫茶」には、岩波書店の主要出版物がそろう。本棚に囲まれるようできた空間では、カフェオレなどのドリンクのほか、簡単な軽食も提供。日中は本が読めて買える喫茶店として営業している。

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神保町から徒歩3分の、東京堂書店内にあるカフェ。木とレンガに囲まれた居心地のよい店内には、新刊や雑誌など、様々カテゴリの書籍が並ぶ。カウンター席では、パソコンや携帯電話の充電も可能だ。比較的に静かな店なので、時間を忘れて読書に打ち込めるだろう。ドリンクは210円からとリーズナブル。フードもスープやサンドウィッチなどの軽食から、カレーやタコライスといったボリュームのあるメニューまで、種類豊富に揃う。

銀座・日本橋エリア

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  • 銀座

銀座で異彩を放つカフェバー。中世ヨーロッパを彷彿とさせるダークでゴシックな空間は、まるで秘密の地下室かのよう。好事家の書斎をコンセプトとした、感性を限りなく刺激するブックライブラリースタイルの店だ。

壁一面に並ぶ本棚には、コアな芸術書から写真集、小説、魔術やオカルト系までありとあらゆる貴重な書籍がそろっている。文豪や作品に合わせたイメージのドリンクやフードメニューが人気で、宮沢賢治をイメージした文豪モクテルや、ルイス・キャロルをイメージしたアフタヌーンティーセット『アリスのミニチュアティーパーティ』などがある。 

ここで出会う人と趣味を語っても良し、一人でデカダンな世界に浸るも良し。華やかな銀座の通りから離れて、ひっそりと自分だけの濃密な時間を過ごしたい。

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  • 日本橋

日本橋高島屋の白く整然とした4階フロアに、突如として現れる古めかしい喫茶店。それがCafe 黒澤文庫だ。秋田と仙台で人気を博しているブックカフェの姉妹店で、2021年7月に東京に初出店した。

店内に一歩足を踏み入れると、まるで映画に出てくる古書店のようなノスタルジックな空間が広がる。壁に並ぶいくつもの振り子時計が、時折ボーンボーンと小さな音で時間を知らせるのだが、その音が何とも心地よい。全てのテーブルの上に多様な本が並んでおり、手に取れば、未知の世界との出合いがあるだろう。

客席の近くにガレットの焼き台が設置されており、注文が入る度にそば粉が焼ける匂いがふわっと店内に漂う。ガレットは常時5種類用意されており、フランス語で完全を意味する「コンプレット」には3種類のチーズやハム、秋田の瀧田養鶏場から取り寄せる卵などが乗っている。サイズも大きくランチタイムにも人気だ。

コーヒーは、ミカフェート監修のオリジナルブレンドを使用。1杯ずつハンドドリップで入れている。客の目の前で温めたミルクとコーヒーを同時に注いで作るカフェオレは特別感がある上、大きなマグにたっぷりと入っているので、日常から離れてのんびり過ごしたい時には最適である。

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品川エリア

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北品川の旧東海道沿いにある、旅と街道をテーマにしたブックカフェ。店主が、「旅好きな人に、旅先のローカルな魅力や、土地ごとの風土を楽しんでほしい」との思いから、商店街の空き店舗をリノベーションして開店した。

本棚には、約1万5000冊が並び、そのラインナップは、旅のガイド本から、地域風土や、地場産業、郷土史を紐解く歴史書など、ディープなものも多い。カフェでは、全国各地から豆を選りすぐったコーヒーのほか、国産クラフトビール、焼き菓子などが楽しめる。次の旅のヒントを探しに訪ねてみるといいかもしれない。

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ゆったりとした時間を過ごしたいなら、荏原中延の商店街にある隣町珈琲はいかが。評論家である平川克己が主宰し、『街の大学』を標榜している店だ。平川と交流のある文化人を招いてのトークイベントや、ぜひとも伝えたい本をセレクトした小さな書店、『隣町書店』を併設し、文化発信に力を入れている。

地下に位置する広々とした快適な店内は、かつてジャズのライブ演奏がなされていたライブバー ボナペティが入居していた空間。当時使われていたグランドピアノやイスなどの備品の一部は現在も使われ続けている。平川の膨大な蔵書を読み始めると、時間があっという間に過ぎてしまうだろう。新たな「知」に触れたくなった時に、気軽に訪れてみてほしい。本は購入も可能だ。

不定休なので、公式ウェブサイトで確認してから訪れよう。

池袋エリア

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  • 池袋
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神楽坂のカフェ併設の本屋、かもめブックスの代表である柳下恭平が選書した約3000冊の本が置かれた、池袋駅直結の駅ビル、エソラ池袋4階にある喫茶店。

本屋に併設するカフェではなく、喫茶店の中で思いがけない本との出会いを果たしてほしいとの想いから「あらたな本との出合い」をテーマに選ばれた本が置かれている。また、3000冊のうち販売する約2000冊の書籍は、梟書茶房(フクロウショサボウ)オリジナルのブックカバーで袋とじされたシークレットブック。表紙に書かれた紹介文と自分のインスピレーションで、思いがけない本との運命的な出会いを果たすこともできるかもしれない。

オーダーを受けてからサイフォンで丁寧に抽出する深煎りコーヒー「梟ブレンド」とともに、ゆったりと読書の時間を楽しもう。

本を読んで甘いものが食べたくなったら...

東京、ベストドーナツ11選
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