1. Coffee Zingaro
    Photo: Kisa ToyoshimaCoffee Zingaro
  2. カフェ ファソン ロースター アトリエ
    Photo:Kisa Toyoshimaカフェ ファソン ロースター アトリエ
  3. マイア マイア トウキョウ
    Photo:Kisa Toyoshimaマイア マイア トウキョウ
  4. 読書喫茶室 アール座読書館
    Photo: Kisa Toyoshima読書喫茶室 アール座読書館
  5. Rengetsu Café
    Photo: Keisuke Tanigawa古民家カフェ 蓮月

東京のカフェ、べスト50

2023年度版、銀座や渋谷、浅草など、老舗から気軽に使えるカフェまで紹介

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Mari Hiratsuka
Shiori Kotaki
Kaila Imada
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コーヒーが日本に伝わったのは江戸時代と言われている。当初は、その味と香りがなかなか受け入れられなかったそうだが、明治時代の終わり頃から喫茶店も多く登場し、日本にもコーヒー文化が根付いてきた。そして今もなお、時代の移り変わりとともに日本のコーヒー、カフェ文化は独自の進化を遂げている。

特集では、カフェの歴史に名を残す老舗やコーヒー専門店、テーマを持ったカフェなど、星の数ほどある東京のカフェのなかから厳選した50軒を紹介する。一人じっくりとコーヒーに向き合いたいときはもちろん、友人との会話を楽しむ場や、街散策の休憩スポットとしてもぜひ足を運んでみてほしい。 

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  • レストラン
  • カフェ・喫茶店
  • 東銀座

産地や生産者の個性が現れる、浅いりのシングルオリジンコーヒーのみを提供するカフェ「グリッチコーヒー アンド ロースターズ(GLITCH COFFEE & ROASTERS)」の4店舗目となる銀座店が誕生。ブラックを基調としたシックな外観の店舗に一歩足を踏み入れると、バリスタを囲むコの字型のカウンター席と15種以上のコーヒー豆がずらりと並ぶ。

今までのコンセプトを貫いているのはもちろん、銀座店では限定で元バーテンダーのバリスタが考案した「シングルオリジン コーヒーカクテル」(日替わりのコーヒーにより価格変動)も楽しめる。フルーティーな浅いりコーヒーが主役になるよう計算された同店のカクテルは、コーヒーの風味と調和した果実味の強いウイスキーを採用。酸味が強く、軽やかな飲み口でさっぱりとした味わいが魅力だ。

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  • 中野

世界的アーティストである現代美術家の村上隆が手がける喫茶店。同地で2020年まで営業していたカフェ「バー ジンガロ(Bar Zingaro)」がリニューアルオープンした形だ。

店内には随所に村上の作品が並ぶ。中でも、特大のブラウン管テレビ風モニターに映し出されたNFT映像作品は見応えたっぷりだ。

メニューは、フグレンロースタリーのコーヒーやカフェラテのほか、「となりの開花堂」が同店のために開発したコーヒゼリーのほか、メロンフロート、プリン、パンケーキといった定番の喫茶メニューを用意。プリンは固めプリンの上に、自家製クリームとお花デザインのオリジナルクッキーが添えてあり、写真映えもバッチリだ。

不定休があるので、訪れる際は事前に公式Instagramから確認してほしい。

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  • 清澄

清澄白河駅から徒歩10分ほどの場所にある、本格ローストコーヒーやコーヒーカクテル、スイーツなどを楽しめるコーヒ店。表参道にある「コーヒーマメヤ」の別業態だ。

元書店の倉庫を改装した店内は天井が高く、洗練されたインテリアの置かれたカウンター席では、白衣をまとったバリスタが研究員のようにコーヒーを淹(い)れる様子を間近で見ることができる。

2種類の「コーヒーマメヤコース」(3,500円から)では、「コールドブリュー」「ミルクブリュー」「フィルタード」「エスプレッソ」など、さまざまなローストコーヒーが味わえる。

そのほか、シングルオリジンの軽やかでフルーティーな豆から、ダークで力強いブレンドまで、好みの豆を使った「カップコーヒー」(500円から)も用意。ブラック、ミルク、アイスカフェラテから好きな飲み方を選べる。

人気店のためカフェ利用の場合は予約をするのがベターだ。

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  • カフェ・喫茶店
  • 豊島区

「ハロー!元気デスカー?」と店の前を行き交う人々に陽気に声をかけるのは、店主のヴォーンだ。メルボルン出身の彼は、海外バンドのプロモーター、ファッションモデル、英語教師、コーヒーライターなど、多彩な肩書きで活動している。

築50年以上の元ブティックを改築した「マイア マイア トウキョウ (MIA MIA TOKYO)」は、妻で建築家のアリソン理恵がデザインを担当。オーストラリアの赤土とユーカリの緑をカラーコードに、ここに集う人たちが自然と会話が生まれるようなレイアウトにした。

ハンドドリップで提供するコーヒー豆はノルウェー発の「フグレン コーヒー ロースターズ(FUGLEN COFFEE ROASTERS)」や老舗喫茶店の「茶亭 羽當」、オーストラリアのロースターから仕入れているものなど、浅煎りから深煎りまでを幅広くラインアップ。一番人気のメニューは「コーヒー マメヤ(KOFFEE MAMEYA)」のオリジナルブレンドを使用したカフェラテだ。

フード類はヴォーンお気に入りのショップから仕入れており、練馬春日町にある「コンビニエンスストア髙橋」のカヌレ、米麹を使ったモチモチ食感の食パンを使った厚切りトースト、シナモンドーナツとチョコクロワッサン(週末限定)のほか、参宮橋に店舗を構える「フロート(FLOTO)」のアイスサンドなどが楽しめる。

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  • 三鷹

三鷹の「319」は、たどり着くのが難しい隠れ家カフェ。アパートに入り、3階に上がると薄暗い廊下に出る。しばらく進むと店の入り口だ。一歩足を踏み入れると、そこには静かで洗練された空間が広がっている。家具は美しいアンティークで統一され、2部屋の広々とした店内には、テーブル席が設けられている。

メニューは、食事が2種類にデザートが3種類とシンプル。食事の内容は不定期で変更されるが、例えば、玄米の炊き込み飯と具だくさんの汁物のセット、ラザニヤや豚肉とジャガイモの煮込みなどのメインにパン、サラダ、スープが添えられたプレートがある。デザートには、チョコレートタルトやキャロットケーキも捨てがたいが、レアチーズケーキがおすすめ。ほんのり塩味のきいたパルミジャーノが惜しみなくふりかけられた逸品だ。

ドリンクの中で目を引くのは「焚火ラテ」。ボウルに注がれた温かいカフェラテに、木の枝に刺してあぶったマシュマロを添えたもので、マシュマロをラテに浸しながら味わえる。そのほか、コーヒー、チャイ、プーアルレモンティーなどのドリンクも提供している。

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  • 千駄木

スペシャルティコーヒーの中でも最高品質の豆のみを取り扱う、トップオブトップコーヒー専門店「イグニス(ignis)」。希少な発酵プロセスの豆や、オーナーの土橋永司自身が落札したオークションロットの豆なども取り扱っており、常時10種類以上のシングルオリジンが楽しめる。価格は1杯1,000〜3,800円(以下全て税込み)が中心だ。

果実味が口の中に広がる「コーヒーゼリー」(700円)や、仕上げにスプレーボトルでエスプレッソを吹きかける、チョコレートを一切使用しないフェイクカフェモカ「ノワール(Noir)」(1,400円)も絶品なのでぜひ試してほしい。

店内は白を基調としたバーのような造りで、最新抽出器具やマシンを用いてコーヒーを淹れる様子を眺めながらバリスタとトークが楽しめる。

満月の日は夜営業を行っており、新しいドリップ方法で抽出したコーヒーの提供や新作アレンジコーヒーの発表、ゲストバリスタのイベントなどが実施される。企画の詳細は店の公式Instagramをチェックしてほしい。

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  • コーヒーショップ・喫茶店
  • 目黒

目黒駅から徒歩2分ほどの場所にある、ミニマルで落ち着いた雰囲気のカフェ。週末には、写真映えのするデザートを求める人で行列ができることも多い。

名物は、姉妹店のアイスクリーム店「ビッグ ベイビー アイスクリーム(BIG BABY ICE CREAM)」のアイスを使い、店のアイコンである犬の形のクッキーを乗せたアフォガード。バスクチーズケーキや、花をかたどったレモンタルトも人気だ。

季節限定のショートケーキやパフェには、四季折々のフレッシュな果物が使われる。ドリンクは、生クリームを浮かべたウインナコーヒーや、爽やかなジンジャーレモネードを頼めば間違いない。

18時30分からは夜の部となり、ナチュラルワインやカクテル、つまみが提供される(この時間帯にもデザートやコーヒー類のオーダーも可)。しっかり食べたければ、同じ建物の1階にある、姉妹店の「ヌーン(NOON)」へ。ここでは、ルーローハン(魯肉飯)やヤンニョムチキンなど、アジアンフードにインスパイアされた料理を楽しめる。

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  • 原宿

揚げたてドーナツが人気のヒグマドーナツと、三軒茶屋、蔵前、表参道に展開する人気のロースタリーカフェ「コーヒーライツ」がコラボレーションしたカフェが表参道の路地裏にあるのを知っているだろうか。

チャブデザインが手がけたこのカフェは、開放感ある大きな窓に沿ってベンチとテーブルが設置され、屋外にも座れるスペースを完備。コンクリートの壁とシンプルな合板で構成されたインテリアは、気軽に人が集まれる開放的な雰囲気を醸し出している。

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  • 人形町

日本橋浜町にある、オーストラリアのシドニー発のスペシャルティーコーヒーロースター「シングル オー(Single O)」の旗艦店。同店は、業界内で一早くシングルオリジンコーヒーに着目し、コーヒー大国であるオーストラリアで高い人気を獲得している。

大きな特徴は、コーヒータップから6種類のコーヒーを注ぐ「コーヒーオンタップ」システム。ビールタップのようラインの下にカップを置くと自動で注がれる仕組みで、「気軽に素早くおいしいコーヒーを飲んでほしい」という思いのもと設計されたものだ。6種類から選べる本格的なコーヒーが1杯300円で味わえる。

フードは、シドニーの本店で長年愛されている「バナナブレッド with エスプレッソバター」やオーストラリア発祥のホットサンドである「ジャッフル」などのオージーメニューを提供する。

また、家具や天井に展示されているアート作品は、2021年に閉店してしまったシドニーのCBD店に置かれていたものをそのまま活用。飲食だけでなく、店内の雰囲気からもオーストラリアを満喫できるだろう。

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  • カフェ・喫茶店
  • 桜新町

1952年に京都で創業した老舗コーヒー店「小川珈琲」が展開する新業態。常時21種類のバリエーション豊富なコーヒーや、炭焼きをコンセプトにした本格的な食事が楽しめる。茶室のようなにじり口のあるコーヒー貯蔵庫や、和紙を用いた床壁、廃線市電の敷石を利用した床材など、和の建築美にも注目したい。

ラテアートの日本大会で優勝経験を持つバリスタの衛藤匠吾が考案したシグニチャードリンク「Bright Sence」は、1カ月に780杯も注文されるほどの大人気商品。「酸味に対して苦手意識がある人の印象を覆したい」と作られたドリンクで、泡立てたミルクに微量の塩を加えることでコーヒーの甘みを引き立たせている。

小腹が空いた時には、池尻大橋のベーカリーである「トロパントウキョウ(TOLO PAN TOKYO)」の食パンをジョスパー社製のチャコールオーブンで炭火焼きしたトーストを試してほしい。炭の香りが食欲をそそる、満足度の高い一品だ。

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  • 経堂

コンクリート打ちっぱなしの広々とした空間に、ヨーロッパのビンテージ家具などを配した趣きのあるロースタリーカフェの「ローシュガーロースト(Raw Sugar Roast)」。客席は50席、価格はシングルオリジンのブラックコーヒーで700〜1,400円(税込み)ほどだ。

運営しているのは、オーストラリアやイギリスで焙煎(ばいせん)などの経験を積んだ代表の小田政志と、浅いりの先駆けである「グリッチコーヒー&ロースターズ(GLITCH COFFEE & ROASTERS)」や「ポールバセット(Paul Bassett)」でマネジャーやトレーナーを務めた共同代表・小坂田祐哉の二人である。

スペシャルティコーヒーの定義「From Seed to Cup」の考えを体現する店づくりがなされており、品質の高いコーヒー豆の仕入れから、豆の持つ個性を最大限に引き出す焙煎、レシピ、人為的なブレが出にくい抽出器具の使用など、一杯を作るまでの工程全てに力を注いでいる。

現在は1階席のみだが、2023年9月頃からは2階にイートインスペースが拡大される予定だ。

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  • カフェ・喫茶店
  • 門前仲町

「モンズカフェ」は、多くの人が行き交う深川不動堂の参道に、2013年にオープンした。もともとここは明治時代から続いた甘酒屋だったが、建物をリノベーションし、コーヒーやスイーツで一服できるしゃれた空間へと生まれ変わった。

コーヒーはニュージーランド発のスペシャルティコーヒーロースター「オールプレス エスプレッソ」のもので、ラテ、フラットホワイト、ロングブラック、アメリカーノといったメニューから選べる。11時まではモーニングプレートがあり、630円(税込み)でトースト、サラダ、ヨーグルトが味わえる。

人気のデザートは、小さなプリンアラモード「ミニアラモ」。かわいらしいジャーに入っており、生のフルーツがトッピングされている。バスクチーズケーキはプレーン、フルーツミックス、アンズの3種類が用意されており、選ぶのも楽しい。

期間限定のケーキやカヌレといったメニューもあるので、詳細は公式Instagramからチェックしよう。

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  • 浅草

蔵前の国際通り、そのかわいらしい装いについ足を踏み入れたくなる革製品と焼き菓子の店。入り口から入って店内の右側には鞄や財布、ヘアゴムなどといった「numeri」の商品が、左側にはクッキーやキャロットケーキなど、1つ1つ丁寧に作られた「CAMERA BAKE」の焼き菓子がずらりと並ぶ。

職人が作る商品は少し敷居が高いと感じている人もいるかもしれないが、「カメラ(Camera)」はカフェが併設されているため立ち寄りやすく、気軽にものづくりや職人技に触れられるのも魅力の一つ。焼き菓子もいずれもクオリティーが高く、ナッツもふんだんに使用された甘さ控えめの「キャロットケーキ」は絶品だ。

  • バー
  • カフェバー
  • 渋谷

廃棄物ゼロをコンセプトにしたカフェバー「アッシュ ゼロ ウェイスト カフェ アンド バー (æ zero-waste cafe & bar)」。廃棄物のコーヒーかすを肥料化し、収穫した野菜をメニューに取り入れているほか、カクテルにも使用。メニューやショップカードはペーパーレス、会計も完全キャッシュレスで対応する。

コーヒーは、バリスタチャンピオンの石谷貴之が監修するオリジナルブレンド。カクテルは、コーヒーメニューをアレンジした「Coffee Cocktails」と、抽出後のハーブやスパイスなどの素材を再利用した「Zero-Waste Classics」の2つの異なるラインアップを提供する。

コーヒーの実の外皮や殻を原料としたテイクアウト用のカップは、繰り返し使える。コーヒー豆生産時に廃棄されてきた果肉部を使用したカヌレは、独特の味わいが魅力的だ。

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  • カフェ・喫茶店
  • 谷中
  • 価格 1/4

言問通り沿い、上野桜木交差点にある古民家カフェ。1938年にカヤバ珈琲店として創業。2006年に惜しまれつつ閉店したが、2008年に「NPO法人たいとう歴史都市研究会」とギャラリー「スカイ・ザ・バスハウス」が共同で借り受け、2009年に再オープン。

建築家の永山裕子がリノベーション設計を担当した店舗は、昔ながらの外観や看板、梁などを残した造りで、現代的でありながらも歴史を感じさせる独特の雰囲気が漂う。

提供しているメニューは、「コーヒー」や「谷中ジンジャー」といった飲み物、トーストメニューも充実しており、かつての味を再現した「たまごサンド」などの6種をラインナップ。2階には座敷席があり、不定期でワークショップなどのイベントを開催している。

  • レストラン
  • ティールーム
  • 青山
  • 価格 2/4

茶道の師範、櫻井真也が所長を務める青山の日本茶専門店。櫻井が、茶房で丁寧に向き合いながら提供する茶の体験は、洗練されたひとときを演出する。

日本中を旅して手に入れているという茶葉は、小さなガラス容器に入れられ、展示されている。

和菓子付きの単品メニューもあるが、櫻井の茶の世界をフルで体験したい場合は「お茶のコース」(7,500円)を頼むのが良いだろう。玉露、ブレンド茶、ほうじ茶、番茶、お薄のほかに、アテと和菓子が楽しめる。

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  • カフェ・喫茶店
  • 中目黒

モダンネパール料理店の「アディ」が運営するティーハウス「チャバ(CHIYA-BA)」。オンラインでネパール産の茶葉を販売していたブランドの初となる実店舗で、茶葉とスパイスの香り豊かなチャイがじっくりと堪能できる。

グラノーラにマサラチャイをかけて食べる「チャイグラノーラボウル」や、「ビーガンドーナツ」などの軽食のほか、ストレートティーも提供。好みの茶葉をじっくりと選んで楽しもう。

  • レストラン
  • カフェ・喫茶店
  • 原宿
  • 価格 1/4

東京のカフェブームの火付け役ともなった駒沢の「バワリーキッチン」の2号店。表参道駅からは少し歩いた住宅街にあるにもかかわらず、ひっきりなしに人がやってくる。リーズナブルな価格で、カフェや食事を楽しめるのも人気の理由。年齢層は20代を中心に若者が多い。気の合う仲間とおしゃべりしたり、1人で本を読んだり、過ごし方は人それぞれ。スイーツの種類も豊富なので、入り口のショーケースはチェックが必要だ。

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  • 北千住

店名の「エスディ(Sd)」は、店主の鈴木保幸の実家が営む「鈴木電気店」と「銭湯大好き」の頭文字が由来。店内はテーマごとにエリアが分かれ、銭湯絵師、丸山清人が手がけるペンキ絵や、なじみの銭湯から譲り受けたのれんや風呂桶などが飾られる「銭湯エリア」と、古い電気屋をイメージした「電気屋エリア」で構成されている。

メニューはどれも、客がワクワクするような見た目や商品名。ホットドッグには食肉専門店の千駄ヶ谷腰塚ジューシーフランクを使用し、自家焙煎(ばいせん)コーヒーを提供するなど、ただ面白いだけではない期待以上のクオリティーに驚くだろう。

  • レストラン
  • コーヒーショップ・喫茶店
  • 浅草
  • 価格 1/4

渋谷区東の八幡通り沿いにあった人気カフェが、「コーヒーカウンター ニシヤ」と名前を変えて2022年2月に浅草で再スタート。オーナーの西谷恭兵は、バリスタの世界大会出場経験もある実力者だ。

店舗入り口の幅は狭いが奥に細長い形になっており、12人ほどが立てる一枚板のカウンターが奥まで延びている。店内には椅子がなく、スタンディングバーのようだ。

カウンターでは、バリスタの世界大会出場経験を持つ西谷が一人で接客からドリンクの制作、サーブまで行う。カプチーノなどのシンプルなメニューから、生クリームやリキュールを使ったアレンジコーヒーまで、多種類のコーヒーメニューが楽しめる。

トップクラスのバリスタである西谷が入れるコーヒーの味は、格別。しかし、この店にリピート客が多い理由は、細やかな接客サービスによる「居心地のよさ」にある。

店は不定休なので、足を運ぶ際は事前に確認するのがいいだろう。

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  • 高円寺

高円寺駅と阿佐ケ谷駅の間の線路沿いにある小さなカフェ。名物は、目にも鮮やかなフルーツサンド、自家焙煎(ばいせん)のコーヒー、そして夏限定のかき氷だ。19世紀のフランスの小説家、ジュール・ヴェルヌから店名をとっていることが示すように、ここではアナログな感覚が大切にされている。

店内にはヴェルヌの著作があちこちに置かれており、待ち時間に自由に手にとって読むことができる。軽食のメニューはクレープ、そしてもちろんフルーツサンドもある。フルーツサンドには「とちおとめ」など季節ごとの果物が使われ、見た目も美しい。

かわいらしいラテアートが施されたカフェラテにも注目だ。持ち帰り用に、煎りたてのコーヒー豆を購入することもできる。

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  • 銀座
  • 価格 2/4

騒がしい店外には「コーヒーのみ」という看板が掲げられている。この店は1948年以来、銀座のコーヒー好きを魅了し続けてきた。一部のカフェでは人目を気にするように小声で会話をし、秘密の暗号を知らなければ店にさえ入れてもらえないが(多少の脚色はあるものの全てがうそではない)、同じ真剣さでコーヒーと向き合っていても、「カフェ ド ランブル」は全く違う。

我々が訪問したある平日の午後、店内は満員で、居酒屋のようなにぎわいだった。どのテーブルも先客がおり、カウンターの数席のみが空いていた。内装は1980年代初頭にリフォームされたように見える。なかには、リフォーム前より使われていたと思われる機材も。また、カウンター奥に洗濯機が置かれていた。布のフィルターでコーヒーを入れているため、それを洗うのだという。

コーヒーはブレンドからストレートまでさまざまで、オールドコーヒー好きにもおすすめだ。

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  • 清澄

清澄白河にあるロースタリーカフェ。オーナーがコロンビアの農園まで足を運んで選んだコーヒー豆は無農薬で、店内にある焙煎(ばいせん)機で丁寧にローストしている。コクがあり酸味が穏やかなコロンビア産の「CASANOVA」や、トロピカルな香りが特徴のエチオピア産の豆を浅いりした「TASFAYE」が人気だ。コーヒーの知識がなくても、スタッフが丁寧に説明してくれるのもうれしい。

コーヒーと一緒に味わえるのは、恵比寿にある「フルーツアンドシーズン」のビーガンフルーツサンド。乳卵不使用かつ、アガベシロップや甜菜糖で甘さを加えているので、罪悪感なく楽しめる。

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  • 代官山

代官山にたたずむコーヒーショップ。こぢんまりとした店舗ながらも、世界各国から仕入れたコーヒー豆をを1階で自家焙煎(ばいせん)している。3階にはカフェがあり、中目黒の本店で作られた自家製ケーキも提供している。

「ファソン」とはフランス語で流儀という意味で、それぞれが好きにコーヒーを楽しんでほしいという思いが込められている。そのため、同店では客の好みを聞きながらマッチするテイストを提案。「カフェラテ」を注文すれば、砂糖の量まで聞いてくれるといった具合だ。

同店は「地元の人々が気軽に立ち寄り、ひきたてのシングルオリジンの豆やドリップコーヒーをテイクアウトできる、明るい雰囲気の店を作りたい」というオーナーの思いから、2014年にオープンした。

ベイクドなのに中はふんわりレアな「ファソンのバスクチーズ」(750円)や、珍しいアマゾンカカオを使用した「アマゾンカカオのエアリーショコラ」(750円)などのケーキも絶品なので、コーヒーと一緒に楽しんでほしい。

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  • 馬喰町

7階建ての1棟をまるごとリノベーションしたシェアオフィス「ミドリソウバクロヨコヤマ」の1階にあるカフェ。ニュージーランド発のコーヒーロースター「コーヒースプリーム(Coffee Supreme)」がトータルプロデュースを手がけた。

店名でもある「Parlor」が意味する「お客さんをもてなすことを目的とした場所」をコンセプトに、食、音楽、アート、人などが交流する社交場のような場所として、朝早くからオフィスに向かう人、犬の散歩の休憩に立ち寄る人など、さまざまな人が訪れる。

コーヒースープリームの豆を使用したエスプレッソドリンクをはじめとしたドリンクメニューのほか、スパイシーなジンジャーが濃厚なミルクとマッチした「ジンジャーラテ」(650円、以下全て税込み)をはじめ、ドリンクは毎日飲みやすいものをラインアップする。

フードは、馬喰横山の人気店「ビーバーブレッド(BEAVER BREAD)」のパンを使用したボリューミーな「チリコンカンチーズドック」(680円)から、ふわふわの「チョコドーナツ」(480円)まで、小腹が空いた時にぴったりのメニューが揃う。

内装は、ストアロゴも手がけた世界的に活躍する「ナイジェルグラフ(NAIJEL GRAPH)」が手がけた。レコード、アートなどが点在するポップな店内では、まるで友人宅にいるような心地よさを感じることができるだろう。

このほか、ナイジェルグラフによる展示や、パーラーズオリジナルグッズなども購入できる。

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  • 渋谷

2022年3月に渋谷にオープンした、福岡発のスペシャルティコーヒー専門店の東京2号店。

場所は2021年12月に閉店した人気カフェ、コーヒーハウス ニシヤ跡地で、外観や内観はあえてそのまま継承し、ニシヤ時代の看板メニュー「カプチーノ」(580円)や人気を博した「プレミアムプリン」(580円)など、一部メニューも引き継ぐ。

レックコーヒーは、バリスタ日本チャンピオンに2度輝いた岩瀬由和と、北添修の2人が福岡で立ち上げた店だ。2008年にトラックの移動販売からスタートし、現在は福岡に6店舗、東京に2店舗、台湾に2店舗を展開。品質の高いスペシャルティコーヒーのみを扱い、豆の個性を引き出すような焙煎(ばいせん)や抽出技術に定評がある。

席数はカウンタータイプの席とテラスを併せて20席ほど用意。フランスやイタリアの伝統的なカフェを意識して作られた空間で、良質なコーヒーやフードをゆったりと楽しんでみては。

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  • 代々木八幡

代々木公園駅から徒歩2分ほど、細い小道の先に現れる「ネフュー(nephew)」は、池尻大橋にある人気バー「ロビー(LOBBY」の2号店として、2021年4月にオープンしたカフェ&バー。 もともとは2階建ての一軒家だった物件をリフォーム。数多くの国を旅したオーナーが、それぞれの国からインスパイアされてデザインしたそうだ。

提供するコーヒーには、すべてアメリカ・ワイオミング発のコーヒーロースター「オーバービューコーヒー(Overview Coffee)」の豆を使用。そのほか、マフィン、レモンローフ、チョコレートケーキ、バナナブレッドなど、自家製スイーツを提供している。

夜19時からはアルコールとフードのみの提供になり、季節限定のカクテルやゲストシェフを招いたフードイベントなども実施しているので、公式Instagramからチェックしてみよう。

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  • 高円寺

高円寺駅から徒歩5分ほど、パル商店街からちょっと入ったところにあるカフェ。話し声がほとんど聞こえない「静寂」を楽しむ一軒で、一人で静かに過ごしたいときにうってつけだ。

店内にはオーナーのこだわりがたっぷり詰まっており、店内に並ぶ1500冊以上の本や、ドリンクを注ぐカップ、コーヒースプーンなどもオーナーのコレクション。

もちろん、座席もただのテーブルとイスが並んでいるわけがなく、熱帯魚の水槽が楽しめる席や、小さな鉱石博物館が潜んでいる机など、それぞれにテーマが設けられている。

オーナー渾身(こんしん)のジオラマが潜んでいる席もあるので、引き出しは必ず開けてみるように。混雑していない日は自由に席を移動することもできるので、お気に入りの席を見つけてみるのもいいだろう。

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  • 錦糸町

2022年3月、錦糸町ににオープンした日本茶ミルクティー専門店。オーナーは「マツコの知らない世界」に出演した日本茶バリスタの倉橋佳彦だ。

「日本茶ミルクティー」とは、ほうじ茶ラテや玄米茶ラテのような、日本茶とミルクを混ぜ合わせたドリンクのこと。倉橋が日本全国の茶畑に足を運び厳選した4種類の国産茶葉を使用する。

ミルクティーを注文する場合は、4種類の有機栽培や減農薬の日本茶(玄米茶、ほうじ茶、和紅茶、烏龍茶)と、4種類のプラントミルク(オーツサイド、豆乳、マイナーフィギュアオーツ、スプラウトミルク)から選択できる。おすすめは、玄米茶とスプラウト(黄インゲン)ミルクを合わせた組み合わせ。ミルク由来の甘さと玄米茶の香ばしさが口の中に広がる。

このほか、日本茶との相性抜群な「塩麹スコーン」などのビーガンスイーツも用意。合わせて楽しんでほしい。不定休なので訪れる際は公式SNSなどを事前に確認しよう。

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  • 渋谷
  • 価格 2/4

「知る人ぞ知る」という慣用句がぴったりな、宮益坂近くにひっそりと佇む喫茶店。店の前を通り過ぎる人々は、まさかここがブルーボトルコーヒーの創始者をうならせるほどのコーヒーを提供する喫茶店だとは思いもしないだろう。

大理石の狭い入口を抜けると、外の喧騒とは打って変わってゆったりとした時間が流れる。膨大な磁器のコレクションがカウンターの奥の壁を埋め尽くす。天井まである季節の花のアレンジメントが置かれたテーブルでコーヒーをすすれば、気分はさながら人待ちの銀幕スターだ。

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  • 代々木上原
  • 価格 1/4

代々木上原と幡ヶ谷の間に位置する西原商店街にある、ポートランドに長期滞在していた松島大介の経営するコーヒーショップ。サードウェーブコーヒーブームの火付け役、ポートランドの名店「Stumptown Coffee」の日本唯一の正規取扱店であることや、その実力でこれまで世界中のコーヒー愛好家たちを引きつけてきた。

提供されるドリンクは、エスプレッソやマキアート、ラテ、アメリカーノなど。香り豊かな一杯を心ゆくまで堪能してほしい。そのほか、「Stumptown Coffee Roasters」から仕入れた豆も購入できる。

また、店舗に併設したギャラリースペースでは、アーティストの展示やポップアップショップも展開する。

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  • 西荻窪
  • 価格 1/4

西荻窪駅北口を出て、大通り沿いを左側に5分ほど歩いたところにある創業1975年の喫茶店。国立にあった邪宗門という一風変わった喫茶店をモチーフとしたという同店は、壁中に掛け時計がぎっしりと掛けられており、まるで別世界に迷い込んだかのような空間だ。

この雰囲気はオープン当初からほとんど変えていないといい、久しぶりに来店した客からは「西荻窪は随分と変わったけど、ここは変わらないね」なんて言葉もよくかけられるそうだ。

コーヒー片手にノスタルジックなこの空間に浸れば、便利すぎなかったからこそ時間の流れ方も、人との繋がりも贅沢であったあの時代にタイムスリップできるかもしれない。

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  • 乃木坂

国立新美術館」の2階にあるティーサロン。黒川紀章の近代的な設計が特徴で、約64席の客席が巨大な逆円すいの最上部に広がっており、空中にいるような気分が味わえる。展覧会を観賞した後、ひと息つくのに最適な空間だ。人気メニューは「ケーキセット」(1,540円)。皿にケーキが美しく盛られており、視覚でも楽しめる。

展覧会ごとにコラボレーションしたメニューも展開する。ケーキやマカロンなどのスイーツのほか、サンドイッチやスープなどの軽食を提供。ドリンクは紅茶やコーヒー、ワインなどのアルコール類も取り扱う。

「サーモン&クリームチーズ シリアルローフサンドイッチ」(1,540円)は、クリームチーズがサーモンとよく合う。美術館を見渡せる店内から、開放感を感じながら優雅な時間を過ごそう。

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  • 下北沢
  • 価格 1/4

下北沢にある「カフェ トロワ シャンブル」は、1980年創業の喫茶店。一歩足を踏み入れれば、ここが下北沢であることを忘れてしまうような落ち着いた空間が広がっている。

美しいカップが棚に並び、コーヒー片手に本を読みふける人、マスターと軽くあいさつを交わしてカウンターに腰をかける常連客など、昔ながらの店ならではの独特の雰囲気を感じさせる。

おすすめは「チーズケーキセット」。ケーキは「チーズケーキ レア」と「チーズケーキ トルテ」の2種類から選ぶことができる。

チェーン店も増え、年々古き良き店がなくなっている下北沢。そんな中でも変わらずに迎え入れてくれるこの店は、大切にしたい一軒である。

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  • 築地

築地市場跡地近くにあるコーヒー店。店名の「ターレット」は築地市場で移動に使われていた運搬車であるターレットトラックに由来する。

独特の親密さただよう店内には本物のターレットトラックも置かれてあり、その荷台に座って、オーナーの川崎清が淹れるエスプレッソを味わうこともできる。テイクアウトには、ラテアートの美しい「ターレットラテ」がおすすめだ。

なお、時短営業や不定休もあるので公式Instagramを確認してから訪れてほしい。

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  • 浅草

浅草の中心に位置する、ノルウェー発のカフェ「フグレン」の東京2号店。富ヶ谷にある1号店より広々としていて席数も多いが、北欧デザインの家具やミニマルな装飾といったモダンな美意識は共通している。

メニューで富ヶ谷店と異なる点は、ワッフルが用意されていることだ。「スモークサーモンとクリームチーズ」や「スクランブルエッグとほうれん草ソテー」など、食事系のワッフルもある。また、ビールやワイン、カクテルなどのアルコールも提供している。

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  • カフェ・喫茶店
  • 湯島
  • 価格 1/4

コーヒー好きにぜひ足を運んでほしいのが湯島にある珈琲とケーキの専門店「タイズ(TIES)」。ここでは、キリマンジャロやマンデリンなどのストレート豆も豊富に揃い、50円の追加料金でデミタスに変更もできる。

目の覚めるような濃さに初めは驚くかもしれないが、豆本来の旨味と深みを存分に感じられる珠玉の一杯に、じわじわと魅せられていくことだろう。

店を入ってすぐのショーケースにケーキが並んでいたら、こちらも注文を忘れないように。丁寧に作られたケーキは、上品な甘さがコーヒーにぴったりだ。定番商品から季節限定のものまで10種類ほど用意されているが、週末は夕方前に売り切れてしまうこともしばしば。

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  • カフェ・喫茶店
  • 新宿三丁目
  • 価格 2/4

2015年で創業40年を迎えた老舗喫茶店の「珈琲貴族エジンバラ」。オーダーを受けてからサイフォンで丁寧に淹れるコーヒーや、専用ポットで高い位置からミルクを注ぐ名物のカフェオレなどを提供する。

新宿3丁目駅近くにあるが、広々とした店内には130席が設けられ、あまり混み合っていないのでちょっとした作業にもいい。電源を完備するほか、無料Wi-Fiやコピー機もある。営業は24時間、年中無休だ。

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  • ティールーム
  • 三軒茶屋

日本各地から仕入れた単一農園、単一品種の「シングルオリジン煎茶」をハンドドリップで楽しめる日本茶専門店。三軒茶屋に店を構える。

独自に開発した日本茶専用のドリッパーを用いて茶が入れられているため、日本茶特有の甘みやうま味、渋み、香りが詰まった一杯を堪能できる。

メニューは1煎目を70度、2煎目を80度、3煎目を玄米茶にして味わえる「煎茶2種飲み比べ+お茶菓子」(1,400円)を用意。それぞれの個性や違いも楽しみながら、ほっと一息ついてみるのもよいだろう。

不定期営業で席数も少ないため、事前予約を勧める。

  • レストラン
  • ティールーム
  • 銀座

伝統的な和菓子を新しいスタイルで提案する和菓子屋。併設の茶房では、煎茶や抹茶、玉露など、栽培方法や製造方法の異なる数十種類の日本茶をはじめ、季節のハーブや果実を使ったオリジナルブレンドティーも楽しめる。

生菓子やくずきりなどの甘味メニューと日本茶の組み合わせは定番だが、ここではさらに和菓子に酒を合わせた「酒果」などのコースもある。食事メニューもあり、2種類のお茶といなり寿司や和菓子などがセットになった和のアフタヌーンティー 「茶間食(さまじき)」はおすすめ。現代的な和の空間は落ち着きがあって、つい長居してしまう心地よさだ。

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  • コーヒーショップ・喫茶店
  • 中目黒

ルワンダやグアテマラなど産地まで行って直接豆の買い付けを行うなど、こだわりの一杯を提供しているオニバスコーヒーの中目黒店。古民家を改装した店内には、最新のエスプレッソマシンと焙煎(ばいせん)機が設置されている。

駅からほど近く、待ち合わせなどにもちょうどいい。陶芸作家のイイホシユミコと考案したオリジナルカップで、ゆったりとコーヒーブレイクを楽しみたい。

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  • カフェ・喫茶店
  • 飯田橋
  • 価格 2/4

飯田橋駅から徒歩3分ほど、神田川沿いにあるカフェレストラン。立地の良さで、店から見える水辺の景色が最高だ。窯焼きの本格ナポリピザやパスタなど、イタリアンをベースにした料理とワインが楽しめる。

店内にはレストランサイドと屋外席のデッキサイドの2エリアがあり、レストランサイドはパスタやピザ、ドルチェなどの種類豊富なメニューを提供。デッキサイドはペットも入店可能なほか、ボートに乗りながらでも同じメニューを注文できる。

眺めが素晴らしく、天気のいい日、特に春先は神田川沿いに立つ美しい桜が見られる。大切な人とゆっくり時間を過ごすのにぴったりの店だ。

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  • コーヒーショップ・喫茶店
  • 武蔵小山
  • 価格 1/4

武蔵小山駅近くにあるコーヒー店。認定されたカッピングジャッジである石井利明によってオープンされた同店では、アメリカスペシャルティコーヒー協会認定のコーヒー審査員が各国のスペシャルティコーヒーの中から選りすぐったという、トップクラスのコーヒー豆を堪能することができる。

提供されるドリンクは、滑らかな舌触りが自慢のエスプレッソやアメリカーノ、カフェラテなど。フードメニューの数は少ないが、ワッフルやバタートーストなどが用意されている。

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  • 参宮橋

代々木公園近くにあるカフェ。ここでは、アメリカーノと甘いジェラートを一緒に味わおう。ジェラートは、定番のチョコレートやキャラメルのほか、オレンジやキウイ、イチゴなど、季節のフルーツを使ったものも用意。そのほか、バターサンドなどの焼き菓子やクレープも人気だ。天気の良い日は、外のテラスを利用するのもいいだろう。

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  • 自由が丘

人気のベーカリー&カフェチェーン「パンとエスプレッソと」ののれん分け店。白と青を基調にした内装は遊び心たっぷりで、その空間にいるだけで心が躍る。味わってほしいメニューは、同店で一番人気のリッチな食パン「ムー」を使った「鉄板フレンチトースト」だ。

たっぷりの卵に漬け込んで1日寝かせた後、表面をカリッと焼き、最後に15分間オーブンに入れる。とろけるような食感が感動的だ。文字通り、鉄のフライパンにのった熱々の状態で提供されるので、やけどには気をつけよう。提供は15時からなので、こちらも注意が必要だ。

そのほか、季節ごとに変わるアフタヌーンティー(完全予約制)もチェックしてほしい。

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  • 乃木坂

気持ちの良いガーデンテラスが人気のウエストのフラッグシップカフェ。3階の製菓工房で作られる菓子の数々は、持ち帰りはもちろん、室内ラウンジやペット同伴可能のテラスでゆっくりと楽しめる。

店内は完全車椅子仕様でライブラリーコーナーもある。コーヒー、紅茶をおかわりしながら、ホットデザートの数々を楽しみたい。

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  • 吉祥寺

吉祥寺駅南口から徒歩5分、井の頭恩賜公園の入り口の一つ、井の頭池西端近くにある喫茶店。一杯ずつ鍋で煮出す濃厚なチャイと、シナモントーストやマフィン、プリンなどの自家製スイーツが売りだ。全20席の小さな店だが、緑いっぱいの公園内にあり、ゆったり落ち着ける雰囲気と独特のチャイのおいしさに一定のファンが付いている。

土日祝日は朝8時から営業。モーニングセットで提供する「3種のシリアル」と「煮出しミルクティー」はおかわり自由だ。甘いチャイと一緒に楽しめるよう、グラノーラ自体は甘さ控えめに仕上げてあり、素朴な味わいで飽きがこない。

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  • 馬喰町

週に3日のみ開店する日本橋の人気カフェ。パティシエの小山弘美がパリで5年半を過ごした後、「日常の中でささやかな幸せを感じていただけるようなお店を作りたい」という思いから同店をスタートした。

彼女が手がけるのは「ハニーバスクチーズケーキ」(700円、以下全て税込み)や「ガトーショコラ」(580円)など、愛するフランス菓子を中心に据えたスイーツたち。

人気メニューは、クリームにバニラビーンズをたっぷり使った「シュークリーム」(460円)。香ばしくサクサクとしたシュー生地の食感は、一度食べたらクセになること間違いなし。

メレンゲやシュケットをはじめ、イートインで菓子を注文すると、菓子の生地を利用した、サステナブルで愛らしい小菓子がおまけで付いてくるところもうれしいポイントだ。

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  • 池上

池上本門寺」近くにあるカフェ。その堂々とした風格ある佇まいを見れば、きっと誰もが暖簾をくぐらずにはいられないだろう。元々は老舗蕎麦屋として多くの人に親しまれていた建物は1933年に建てられた日本家屋。基本的には当時からの姿のままでカフェとして営業をしている。

「ドライカレー」や「ハンバーガー」などの食事メニューは期待を裏切らないクオリティだ。そのほか、「クリームソーダ」やビールにカクテルなど、ドリンクも豊富に用意。都心からは少し離れてしまうが、少々時間をかけてでもぜひ足を運びたい一軒である。 

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  • カフェ・喫茶店
  • 吉祥寺

井の頭公園の森の奥、「三鷹の森ジブリ美術館」近くにひっそりとたたずむフレンチカフェ。東京とは思えない緑に囲まれた空間で、フランスのブルターニュ地方では家庭料理としてなじみのある、ガレットやクレープを楽しむことができる。そば粉の風味をしっかりと感じられるガレットは、ぜひ味わってみてほしい。

空腹なら、ライスが隠れるほどのチーズと卵の相性が抜群の「チーズドライカレー」もおすすめだ。

もっとカフェを巡るなら

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  • カフェ・喫茶店

数えきれないほど多くのカフェが存在する東京。もちろん、行きつけの一軒を持っている人も多いだろう。

目当てのドリンクやフードを味わう、友人とおしゃべりを楽しむ、ちょっとした作業をする……。カフェに行く目的は人それぞれだが、「癒やされに行く」というのもまた一つの選択肢。ここでは、一人でゆったりと過ごしたくなるような植物のあふれるカフェを5つ紹介する。

話題のホテルにあるコーヒーショップに、一人の読書時間を堪能するのにうってつけのカフェ、はたまた奥多摩の大自然を背景に優雅なひとときを過ごせる一軒など、同じ植物でもそれぞれに個性の際立つ5軒をラインアップ。普段とは一味違ったカフェ時間を楽しんでほしい。 

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  • カフェ・喫茶店

古くから人々の憩いの場として愛されてきた、銭湯。都内ではそんな銭湯と喫茶店をかけ合わせた、ユニークな飲食店が増えている。レトロな趣に心癒やされたり、コラボが生み出す面白さに心つかまれたりするなど、個性豊かで魅力に溢れる店も多い。今後注目されること間違いなしの「銭湯カフェ」を紹介する。

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  • カフェ・喫茶店

歴史ある日本文化の魅力を現代に伝える有形文化財。都内には国が指定する重要文化財や市区町村が指定する登録有形文化財の中で、喫茶が楽しめる場所がいくつかある。

それらは文化財という共通点を持ちながらも、江戸文化を伝承する建物もあれば、世界的な建築家が設計したもの、フランス発祥の建築様式など、それぞれに個性豊かだ。名建築の中に佇むカフェでぜひ特別な時間を過ごしてほしい。

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